eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

Cubase、リファレンスのみミュートする

Cubaseの実用的な使い方。特定トラックだけをワンタッチでミュートON/OFF切り替えできるようにします。

(2020年5月26日)

 

 

「アクティブブロジェクトのロジカルエディター」 を使います。

ピアノロール等で使う通常のいわゆる「ロジカルエディタ」ではありません。

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これをショートカットに割り当てます。

 

これでどんな状況からでもワンタッチでリファレンス音源のみをミュートON/OFFできます。

 

このロジカルは「REFERENCE」という文字列が含まれる全てのトラックを一括で操作できます。大文字・小文字は問いません。ただし日本語全角は別扱いです。もちろん別の文字列にしても構いません。(後述)

 

■小さいサブミキサーを触る方法もあるよね?

外出先でデフォルト設定のまま使う必要がある人たちの場合は、どうしてもショートカットをいじりたくない(いじれない)という苦境に苦しんでいることと思います。そういうケースではCubaseの3つのミキサー表示を活用する方法もあります。

下画像のように小さく表示したミキサーで「自分の曲」「リファレンス」をクリックで切り替える方法も悪くありません。

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画面端、サブモニター画面に出しておくと使いやすいでしょう。

ミキサー内のゾーン表示も上手く使い分けるとより使いやすくなります。

制作中は常にリファレンスを交互に聞く必要があるので、この程度のレイアウト変更は共有環境でも広めて欲しいです。

 


■コントロールルームでできるでしょ?という声に対して。

同様の操作を可能にする方法として、コントロールルームをオンにした状態から色々行う作法もありますが、メディアベイ等、一部の機能が使いにくくなるので、自宅作業では実用性が低いです。

よりスマートな実装方法としてこの記事のようなやり方があるよ、ということでご周知願います。

■応用

このロジカルは「指定した名前の文字列を含むトラック」に対して作動します。日本語文字列も可能です。

なので、「 ■ 」などの記号に対して一括で使うこともできます。

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数字にしてしまうと誤爆しすぎるので、■、★、●などが活用しやすいでしょう。それぞれ「ボーカルグループ」「生バンドグループ」「エレクトロ系グループ」「ドラムパーカッション全体」などに分類しておくと、ワンタッチで欲しいグループだけをモニターできるようになります。もしそういう使い方をしてみたかったならぜひ挑戦を。作業のほとんどがミックスの人にとって、これは非常に効率的なはずです。

・音楽的日本語変換ツールの活用

日本語変換のツール(MS IMEGoogle IMEAtokなど)で、お気に入りの見やすい記号をすぐに入力できるようにしておくと、見た目の上でも使いやすくなります。

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私の場合は規模の大きいグループトラックに「 ■ 」を入れることにしています。

「■」記号はブログやメールで見出しをつける時にも使う記号なので「s→変換(スペース)」ですぐに出せるようにしています。

 

言うまでもなく、いろいろな辞書変換を大量に登録しておくと何かと便利です。仕事に特化したものでも良いですし、趣味の活動で良く使う単語や文章を最小限のタイピングで出せるようにしておきましょう。

データ預かりで楽器の英語名を間違っているのを頻繁に見かけます。音には影響が無いんだから、専門用語の英単語を覚えろとは言いません。変換で出るようにしておけば良いだけです。「タンバリン」を英語で正しく書けますか?

 

なお、私の辞書登録数は、先人から受け継いだもの+自作で4万超です。ニコ生等のチャットでおかしな文字を誤爆しないように気をつけています。

 

 

■拙著宣伝。

他、いろいろなカスタマイズ方法について書いた本を出しています。

興味がある人はどーぞ。 

eki-docomokirai.hatenablog.com

変なプラグインを衝動買いするより、確実に役立ちます。

 

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