WindowsでCubaseを使う時にちょっと便利な方法について。
タスクバーの「ジャンプリスト」機能で、最小限の操作でテンプレートを立ち上げます。
(2020年7月6日)
- ■プロジェクト起動までの操作を減らす
- ■ジャンプリストへの登録方法
- ■テンプレート保存先
- ■テンプレート制作の方針について
- ■テンプレートの制作方法
- ■デフォルトのテンプレート
- ■関連設定、Hubを切る
■プロジェクト起動までの操作を減らす
ここから一発で任意の.cprを起動した方が時間の節約になる。
どうせ起動に数十秒~数分かかったりするんだから、起動させつつ今日の作業予定をチェックをしたり、トイレに行ったりした方が良いはず。
■ジャンプリストへの登録方法
任意の.cprをWindowsのタスクバー、アイコンに突っ込む。
タスクバーのアイコンを右クリックすると起動メニューが出る。
ここから指定したテンプレートや、現在作業中のプロジェクトを指定し、左クリックで一発起動できます。
右端の青い画鋲ピンで「いつも表示」から削除できます。
作業の全て終わったプロジェクトは削除しましょう。
・タスクバーに表示する
OS側の設定です。右クリックして「タスクバーにこのプログラムを表示する」で指定。
頻繁に使うものはどんどん指定したほうが良いと思う。
その他、クイック起動も併用し、自分のPC作業で重要なものは片っ端から突っ込み、整理整頓するべき。
■テンプレート保存先
デフォルトではこのフォルダです。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Steinberg\Cubase バージョン数\Project Templates
■テンプレート制作の方針について
テンプレートは設置したプラグインだけではなく、その他の細部の設定まで保存されます。何度か上書きしつつ、より良いものにしていくことが望ましいです。
テンプレートを作ることだけを目的にしていると、過不足が置きてなかなか良い状態になりません。
今までテンプレートを使っていなかった人は、1曲作ったらリージョンやオートメーションなどを丁寧に削除し、それをテンプレートにしましょう。
そのテンプレートからさらに数曲作って、再びテンプレートを上書き、という手順を繰り返すことで、しだいに洗練されていきます。
詰め込みすぎると起動時にトラブルが起きることがあります。気をつけましょう。特に重量級のプロジェクトからテンプレート化するとトラブルが起きやすいです。PC性能を考慮しつつ、少し軽い状態でテンプレート化するのがベターなはずです。
■テンプレートの制作方法
ツールバー、ファイル>「テンプレートとして保存」
■デフォルトのテンプレート
「新規プロジェクト」で出てくるアレ。どれも使い物になりません。これを活用している人はたぶん誰もいないんじゃないかと思います。
消しても全く問題無いので、ファイル場所を特定して消してしまってOK。
ただ、この「プロダクション」とか「マスタリング」とかのカテゴリー機能は便利だと感じる人がいるかもしれません。
・プロジェクトアシスタントのカテゴリ活用
カテゴリに合わせた自作テンプレートを作りたい場合、「テンプレートとして保存」の下部メニューから、放り込むカテゴリーと、詳細文章を設定できます。
で、新規プロジェクト制作時に、プロジェクトアシスタントの任意カテゴリに表示させることができる。
まーなんでもかんでもテンプレ機能を使うより、すでに制作済みの過去プロジェクトファイルから流用した方がスマートだと思います。昔からCubaseを使っている人はみんなそうしてるはず。
この辺の価値観は人それぞれなので、テンプレ機能を徹底的に活用してみたい人は暇つぶしにどーぞ。
なお、私はこの機能は使っていません。逆に面倒くさい。
■関連設定、Hubを切る
デフォルト設定だと最初に出てくるアレ。
これ要らないでしょ?
久々に見てみたら、もう期限切れのセール情報とか出てきて驚いた。要するにメーカー側もちゃんと管理してない。(なお、初期にはHubがネット接続する際に落ちるというと不具合まであった伝説のクソ機能である!)
環境設定>全般、Ssteinberg Hubを使用 をオフ。