Cubase備忘録。スコア設定。
新規PJから楽譜を製作したら、この部分だけ戻すのに難航したのでメモ。
■ページテキストの最適化
Cubase9.5のOperation ManualのP1297等参照。
Cubase9.5系ではここの設定が崩壊することがある。
・再設定方法
スコア設定>テキスト
フォント設定系にある各種カテゴリでPage Textタブを選択し、ドロップダウンメニューで「プロジェクトレイヤー」に指定すれば良い。
スコア編集における「曲名」「シグネチャ」「ページ」「楽譜パート名」など、ページテキストで管理される表記の設定。
・別の方法
もしくは各種挿入物アイコンの上で右クリックして、どのレイヤーに挿入するか指定すればよい。
どこに挿入されたかはツールバーでレイヤーをカラー表示にして確認できる。
・困った点
後から「あっちのレイヤーに移動したい」ができない。
作業をする前に、後々の作業で二度手間にならない環境が整っているか、テスト配置を試して全て確認するべき。
正直面倒くさいので、スコア製作が前提になる場合は一度きっちり作ったプロジェクトを流用するべき。
そういうのができてないなら時間を使うことを覚悟するしかない。
・おまけメモ。自動スクリプト
- %p(ページ数 - %p -)
出版社ごとの下部マージンに気をつける。 - %l(ロングネーム。1ページ名用)
- %s(ショートネーム。2ページ以降用)
- %r プロジェクトファイル名準拠なので使わない。
■なぜCubaseで楽譜を編集しているのか件
侘美先生もこう言ってるとおりです。
Finaleは、自作の音楽フォントが難なくフィットできるという理由と、出版社や、他のアレンジャーとのデータ入稿や共有ができるという点が最大価値です。個人利用でミュージシャンが手軽に使うなら、正直、他を勧めます。Sibelius浄書も経験ありますが、細かなカスタマイズを諦めました。
— 侘美秀俊_タクミヒデトシ(H-t studio) (@hidetakumi) October 15, 2019
(編者強調)
私の場合はCubaseでシームレスに編集できる方が圧倒的にメリットがあるからです。
正直Cubaseのスコア編集機能はひどいものだから、今からCubaseでのスコア編集を覚えようとしている人がいるなら、Finaleを買うべきだと勧めています。
現時点での私個人の見解では、SIbeliusやDoricoにする理由がありません。仕事上でそれらを使うように命令されているならともかくとして。