Cubaseのオートメーション隠しがバグったので、マクロで対処した。
(雑に書いてる記事なので、用語が不一致になっています。すみません。)
(2023年2月9日)
■オートメーションを閉じるとフォルダも閉じてしまう!?
軽量プロジェクトで作っている時には問題無いのですが、フォルダトラックを多く使っていると起きるようです。
作業継続のために、また当該フォルダを探して開くのは面倒です。
正規の動作どおり、フォルダを閉じずにオートメーションだけを閉じるようにカスタマイズしていきます。
■対策マクロにした
1,全選択
2、全マクロ隠し
3、最後に誤爆防止に選択解除。
違う点は「全て隠す」を使わず、「単体で隠す」を使っていることです。
これでオートメーションのみを閉じ、フォルダトラックは開いたままにできました。やったぜ!(普通に戻ったことを喜ぶのはどうなんだ?)
■原因は何か?
わかりません。
前のPCでCubase9.5を動かしていて、このような挙動はありませんでした。
思い当たる原因は以下。
- PC、OSを変えたこと
- Cubase11、12との共存インストール
- Cubase表示内のフォルダ構成(フォルダの内部ID)
これらが思い当たりますが、検証を目的としていないので、今回はこの対処のみにしておきます。
過去にバグ挙動した記憶では、「Cubase表示内のフォルダ構成」があります。
フォルダトラックを作った順序や、入れ子にした順序によっては、稀におかしな挙動をすることがあります。
今回のプロジェクトで問題が起きたフォルダは2階層目。
毎回完全に同じ構造で進めているわけではないので、ちょっとした操作順序によってフォルダIDが食い違ったのかもしれません。
ヒマな人がいたら、フォルダを作った順序、フォルダの中に入っているものの順序、オートメーションを作った順序によって、「オートメーションを全て隠す」がどのように挙動するのかをテストしてみると、ヒマ潰しになるかもしれません。どう考えても非生産的ですが。
■おまけ1。オートメーションの表示はどこから?
トラック名等の表示部分で右クリックです。
上のメニューバーには無い(はず)。
面倒くさいのでショートカット化しておくべきだと思います。
そんなことより、「オートメーションパネル」との操作の統合をしてほしいぞ。
なんで同じカテゴリの操作が2箇所からなんだよ。
こういうのを右(下)ゾーンで開いたままにして、メニュー場所を探す二度手間を減らしてあげれば、Cubaseのややこしい操作がバカでも分かるようにするべきじゃないか?と常々思っています。
■おまけ2、なんでそんなにフォルダトラックを使うの?
不要なトラックを隠すために使います。
テンポや拍子は一度決めてしまえばあとで動かすことはまずありません。
管理用項目を隠します。
VSTiやセンド、グループなどを隠すために使います。
大量のオーディオ素材を格納するために使います。
仮制作用のメモトラック、楽器のカテゴリ分けで使います。
楽譜の格納に使います。
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という理由で、私は様々な目的でフォルダトラックをかなり多めに使う作業スタイルです。
全てのトラックを表示していると、とんでもない数になってしまい、作業効率が落ちてしまうからです。
ある程度進んだところで削除するものもありますが、あとで再利用する必要が出て二度手間になるケースの方が多いです。
整理整頓には2つの方針があります。
見た目を綺麗にするための整理整頓と、使いやすくするための整理整頓です。
気まぐれに方針を変えず、作業スタイルを熟成させていくことが大切だと私は考えています。