新年のご挨拶を申し上げます。
(令和5年1月1日)
■近況
ブログ更新は滞り気味で申し訳ございません。
昨年の夏から異様な多忙さで、気がついたら冬でした。
本当にわけのわからない1年間でした。
年越し&正月は『ゆく年くる年』などを見ながら、サンプリング素材の見直しで過ごしていました。
でも、音楽家って、冬に夏の曲を作ることが普通です。
受動的に季節を感じず、こちらのペースで行動していくことこそ「プロっぽい」のかもしれません。クリスマス直前にクリスマス曲の制作依頼なんてありませんし。冬のコートは夏に量産されています。
こういうのはマインドセット訓練にもなるはずなので、わりとおすすめ。
■PC新調しました
年末のPC新調からセットアップ、部屋の改装&作業部屋の家具の新調などで過ごしています。
Windows11となり、スペックも大幅に上がりました。スペック詳細は内緒。
■Cubase12.0はスルー
はリリース直後からも持っているのですが、ドングル不要なのでためしにインストールして試してみたら、完全にまっさらな状態のWindows11にクリーンインストールし、プロファイル引き継ぎをしただけでミキサーがバグりました。
前バージョンからの環境設定引き継ぎをせず、基本的な機能だけを使うなら良いのかもしれませんが、バージョンアップして使うのはやめたほうが良いと思います。
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というわけで、DAWはCubase9.5のまま1年は行きます。
12.0ベースのままであろう、半年後あたりに出るはずの12.5はスルーします。
反省点を活かしたCubase13が出たら様子見してからメインにするかもしれません。
■PCにパーツについて
ほぼ割愛します。結局は予算によるので。
細々したものについて、以下に記します。
■USBハブ
20年ぶりくらいに電源供給式のハブをメインに。
近年はなんでもUSBのものが多い。ちょっとした使用の際でも、電力が不足して動作が不安定になる機器が結構多い印象です。それへの対処です。
例えば外付けDVDドライブ、SSDドライブ等。電力が不安定なハブだと動作が不安定になることがあります。
(アフィリンクです。)
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ハブの手前でUSB延長ケーブルは可能です。電源はUSBからではなく、この機器に直結されているので問題ありません。ただし、高速ケーブルにするべきです。余り物の遅いケーブルだと価値が半減します。
(神経質な人は「USB延長→ハブ」を嫌うようです。私は気にしません。)
(言うまでもありませんが、AIFはPCに本体に直結しましょう。)
(たまに誤解している人がいますが、「本体」であっても、触りやすい手前側にあるUSBポートはPC箱の中ですでにハブ扱いになっていることがあります。AIFは可能な限りPC裏側からマザーボード直結にするべきです。)
■非4K、WQHDモニタ
モニタも新調し、31.5インチ、非4KのWQHDにしました。
知人とのモニターディスプレイ談義で、現時点でのDAWメイン環境では4Kにするとプラグイン表示等で極端に見づらくなる恐れがあるからです。無駄に大きすぎると最大化を含むオペレートの際に、視線移動が大きすぎて逆に不便になります。ディスプレイ表示において大は小を兼ねません。
で、色々選定して買ったのがiiyamaのコレ。
いろいろなレビュー比較では、「ガチ画像編集をする人、ガチゲーマー向きではない」という評価です。
音楽制作メインであれば色味や反応速度はまったく問題になりません。
非常にうれしい点は「底辺をベタ付けまで低くできる」ことです。
デスク周りのレイアウトがシビアになる音楽制作環境で、このスタンド性能は確実に役立ちます。
スタンド底板部分も傾斜が無い水平です。
重量は6キロ程度です。
・同じ机にディスプレイを置かない
設置は相変わらずの「別の小さい台にディスプレイ+キーボード等は別の机」というダブル机。
どちらの机も高さを変えられるので、ディスプレイを手の位置よりも低く設置できるので、視線が非常に楽になります。PCキーボード&MIDIキーボード等の設置も自由度が高く、メンテもやりやすいのでマジおすすめ。」
この謎の机、完璧すぎる機能性です。
作業デスクに関しても、あちこちで20年来の議論を重ねてきています。その最終結果がこれです。実際に使い始めてから10年以上という実績もあります。不満を感じたことは一度もありません。ただし、見た目が生活感出過ぎるので、オシャレ部屋にしないとアガれない人には向いていませんね。
・木工でサブディスプレイのスタンドをDIY
余っていた木材でスタンドを自作。
古いクソ重いディスプレイで、しかもスタンドがあまり低くできず、新しいディスプレイとの高さ調節がうまくいかず。
アームを買おうか?とも思ったのですが、まだ日中で外が暖かかったので1時間で一気にDIY。
スタンドを外し、木工スタンドに設置しました。足のないイーゼルのような形状。黒いクロスを貼って目立たないように仕上げ。
中学生レベルの工作でも確実に役立ちます。ノコとネジとドライバー、あと強力な接着剤を買え!雑で良いならDIYは簡単だし楽しいぞ。
・モニター変換ケーブル
近年のグラボ&モニタはDP(ディスプレイポート)規格がメインです。
古いモニタをサブモニタにするためにDP→DVI変換ケーブルを購入したのですが、相性問題で安定して映らず。
で、結局HDMI→DVIで接続して安定させました。詳しい知人いわく「HDMIは作る側もこなれているので安定」とのことでした。
やはりあらゆる分野において、安いケーブルは悪です。
信頼できるメーカーの、安定度の高いものを使いましょう。まじで。
なお、ダメだったDP→DVIケーブルはこれ。
そもそもコネクタ横の固定ネジの設計が甘いという、あまりにもひどい設計でした。安物はいかん。
良かったのはこっちのHDMI→DVI。(アフィリンクです。)
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古いディスプレイの再利用の際にご活用ください。
■部屋も大幅に模様替えしました
併せて配線まわりを徹底的に見直し、作業部屋のメンテをし易い状態にしました。
スチールラックもサイズを綿密に計算して新調したので、いろいろと扱いやすい部屋になりました。なお写真無し。
Windows11にして一番困ったのは、デスクトップガジェットの時計アプリが使えなくなったこと。
「和暦年数、日付、曜日、時間」「デカい文字」という当たり前の表示を瞬時に確認できるだけで良いのに、見た絵のデザインばかり凝った機能性が皆無な時計アプリばかりで辟易しました。
で、実機の時計を買った。
書類制作で和暦が必要になることがたまにあり、瞬時に令和何年だと分かるのはストレス低減のために結構役立ちます。西暦から「R18」を引けば令和だ、という計算方法がありますが、そういうことでも僅かなリソースを消耗したくないんです。
上商品の欠点はバックライトが無いので、設置角度を適度に上向きにしないと暗いということ。裏に適当な当て物を貼り付け、角度を変えて壁に設置しました。
学校の教室とかにあるデカい丸い時計にしようかな?とも考えていましたが。
■雑記
近年の100円ライターはチャイルドロック(CR)によりバネが異様にきつくなっています。
左手の親指が痛くなる持病があり、それが悪化した時には苦労していました。
で、Zippoライターを買いました。同じ形のを2つ買ったので、オイル切れになった時も安心。
Zippoライターは若い頃に使っていたこともあり、オイルの香りがちょっと懐かしい。
なお、自己責任ですが、「セーターやニット帽などの毛を焼く」というメンテ方法があります。表面がスッキリするので、やってみたい人は安全に気をつけた上で試してみてください。なお、このハックはシルクのネクタイのケバ取りにも使えます。ネクタイがボサボサになっている人にオススメです。アパレル業でもマジでやっている方法です。
なんかいろいろ書きましたが、今後はご期待に添えるようにまともな記事を書いていきます。