備忘録を兼ねて書いておきます。
動画制作などで楽譜を縮小する際、綺麗に作る方法です。
近年はYoutubeなどの動画サイトも高画質化してきているので、楽譜商品のサンプル動画であまりにも高画質のスコアを載せるのは好ましくありません。
かと言ってあまりにも低画質だとクオリティ的にどうなのよ?ということになります。
他の方法だと、大きな文字でSAMPLEと重ねる方法もありますが、個人的にこの方法は好きではありません。
たとえ低画質に縮小されていても、全体の雰囲気を感じることができないからです。
そこで、「適度な低画質化」という矛盾した加工が必要になりますが、ほとんどの画像加工ソフトではうまい具合に低画質化できません。
今回アップしたサンプル動画はこちら↓
ヴィンセント・ユーマンスの『二人でお茶を』のアレンジ譜と参考演奏(コンピュータ演奏)です。
この動画制作で試してみた方法は「一度ボカシをかけてから縮小」という方法です。
仕上がりは下のようになります。
左が「ボカシ+縮小」。右が「そのまま縮小」です。
「そのまま縮小」だと五線の細いラインが潰れてしまい、楽譜っぽく見えません。音符のラインやスラーの曲線もいい感じに出力されます。
「ボカシ+縮小」だと、うまい具合に劣化してくれます。
使う画像編集ソフトは何でも良いと思います。