eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

DTM作業のための椅子と机の話

先日のDTM雑談から、意外と椅子と机を軽視している人が多いんだなぁと思ったので記事にしておきます。

椅子は「座面の高さ調節」+「肘掛けの高さ調節」が何より大事です。机は天板の高さを変えられるものにしましょう。まじで。

(2021年10月25日加筆~随時加筆)

 

 

■あなたの健康のための記事

座椅子でDTM作業をしている人も多いようですが、私の経験上すぐにやめるべきです。当時は酷い腰痛でしたが、椅子と机を変えてから10年以上、腰痛や肩こりは一切無くなりました。最近買ったとかアフィリエイト目的とかの記事ではないです。

椅子と机は健康に直結します。

 

いるかいらないか分からない音楽機材を買うより、体に合わせられる机と椅子にしましょう。

腰痛や肩こりの予防になりますし、何より音楽的な集中力に直結します。

スピーカーのリスニングポイントの安定にもつながります。

■椅子の高さの重要性

まずはこの辺で椅子の基礎知識を。

時間がない人は読まないでスクロールしてOK。すでに椅子の基礎知識がある人も読み飛ばしてください。

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ペライチ画像でわかりやすいのがこちら。

www.office-com.jp

f:id:eki_docomokirai:20210622063421p:plain



こちらの記事も非常に丁寧。

kobe-nagasawa.co.jp

 

その他。

 

www.bauhutte.jp

www.chair-kingdom.com

nlab.itmedia.co.jp

・椅子は肘掛けの高さを変えられるものを

どんな高級なものでも、肘掛けが無かったり、高さを変えられないものは「ガチ作業椅子」にはなりえません。ファッションです。

高さを変えられる=体に合わせられるということなので健康的です。

 

たとえばこういうのがリーズナブル。

game.watch.impress.co.jp

 

■アームレスト、手首クッションの導入

下は英語記事ですが、数枚の画像を眺めるだけでもより良いアームポジションのヒントになるはずです。

www.ergonomicshelp.com

私の経験上、椅子の肘掛けのデザインと机の形状によっては不要です。

が、逆に言えば椅子の形状が体の特性に不一致の場合には、前腕と手首のクッションがあるとより健康的になります。

・PC前でギターを頻繁に演奏する場合

アームレストの無い椅子にして、上述のように前腕と手首具を使うと良いはずです。

アームレストを後ろに跳ね上げられる椅子もありますが、高さの調節ができないものが多いようです。そういう場合にはアームレストに丸めたタオルを固定して高さを合わせる方法も試してみてください。

■椅子と机を合わせる順序は「足の下から」

(好み、お肉の付き方によって個人差が出ます。)

 

1,座面の高さ

足の裏で床に立つ。

膝を90度にして座って座面の高さを合わせる。

足の裏、お尻、太腿、膝の裏に均等に重量を感じるか?

 

2,肘掛けの高さ

肘を90度くらいにして掛けの高さを合わせる。

 

3,机の高さ

肘掛けと机の天板がほぼ同じ高さになるようにする。

 

高機能な椅子はさらに細かく調節できますが、まずは上の3項目をしっかり調節すること。

体格に対して合わせるものであって、気分で変えて遊ぶ装置ではありません。

 

■高さを変えられる机にしよう

断言する。

高さを変えられない机はデスクワーカーの道具では無い!

 

上のゲーミングデスクほど立派なものでなくても大丈夫です。

とにかく高さを変えられるものにしてみましょう。

他のものは棚に置いたり、後述のサイドテーブルに置くようにしましょう。

最も安価なものとして、ベッド用テーブルがあります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/e/eki_docomokirai/20210311/20210311074254.png

シングルベッド用テーブル(HY8040 )通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

DTM用途としてフィジコンなどを常用しているなら、こういうテーブルを複数使えば良いです。

もちろん予算があるなら、バウヒュッテ等のゲーミングデスクが最適です。

 

同様にベッドテーブルを活用する方針はsoundorbis.comさんも書いています。記事にしたのは当ブログが2021年、あちらが2018年。でも俺は2011年からこのテーブルを使っているからニトラーとしては俺の方が早いし!(小学生並)

soundorbis.com

実際何人かにニトリのベッドテーブルを買わせています。DTM専用デスクのように無駄に大きくないし、メンテも楽なのでまじでおすすめ。

 

絶対にダメなのは「DTM用途」を謳っている、機材スペースだけを重視した机です。

高さを変えられない机はそれだけでかなりのマイナスです。見た目からしかやる気を得られない制震構造の人にとっては大事なのでしょうが、そういう人って生きてるのが大変だろうなと思います。がんばって稼いでどんどん消費者になってください、としか言いようがないです。

 

・机の天板の高さを変えられない場合は「足置き」を導入する

 

ogitaka.com

高さが固定されている机は平均的な体格を対象としています。

体が小さい人にとっては高すぎます。そういう場合には足置きを導入しましょう。

 

一般的な机の天板の高さは、体が大きい人にとっては低すぎます。

そういう場合には、足をやや伸ばした状態にしましょう。

しかしこれは妥協策でしかなく、体が大きい人は天板の高さを上げられるものにするべきです。

・机にPCの本体を置かない

机にPCの本体などを何でも置く人がかなり多いようです。

机には手で触るものだけを置けば、机は小さいもので十分です。

 

■サイドテーブル等の導入

サイドテーブルは非常に便利です。キャスターつきで移動しやすいものがオススメです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/e/eki_docomokirai/20210311/20210311074247.png

サイズや段数、引き出しの有無などはお好みで。

■巻き尺を常備し、現物を確認する

こういう体に触れるものはネット通販よりも実物に触れてからの方が安心です。

要求される寸法をメモしておいて、巻き尺(コンベックス)を常に携帯し、日常的に適切なサイズのものを探すように習慣づけましょう。

シャレた巻き尺があったので貼っておきます。 

 DTMにおける巻き尺はスピーカーの設置位置などでも必須なので、持っておいて損は無いでしょう。その他、家事でも使いますし。

 

■デスクワーカー同業を見る

近年お気に入りのテレビ番組『漫勉neo』。

www.nhk.jp

漫画家の仕事場を密着取材する、プロVSプロの対談、極度のオタク番組です。

この番組の見どころは作業場の道具とレイアウト。

みんな道具を工夫しているし、自分なりの作業手順を確立しています。

よく素人が言う「こうしなきゃダメ」的な話とは次元が違い、通常の良い子のノウハウから逸脱したプロの姿を見ることができます。

 

他、Youtube動画初期からあるプラモデル制作動画なども我々DTM者にとって非常に参考になる点が多いです。

 

・人間工学とは素朴なものである

下の動画は各種ポインティングデバイスに自作(3Dプリンタ製)パーツを取り付けて、オペレーティング環境を改善するお話。

www.youtube.com

私が「漫勉neo」で注目していることと思想的に同じ。

市販の道具をちょっと改造することで、自分にとって使いやすい状態にするべきなんです。

■関連記事

キーボードをちょっと改造して手元を見ることを減らすお話。

eki-docomokirai.hatenablog.com

 

eki-docomokirai.hatenablog.com

 

椅子もポインティングデバイスもキーボードも、自分に合わせるために一手間かけてみましょう。 

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