パブリックドメイン(PD)ライセンスで使える「20世紀の偉大なスピーチ集」の紹介です。(Facebookコミュニティより)
■PD取扱上の盲点
パブリックドメインとされていますが、商用利用等で権利上の懸念がある人は入念に確認した上で使用してください!
演説自体の著作権はPDでも、録音や編集の権利がどうなっているか不明だからです。同様に演説内容を文面に書き起こしたテキストや、それを日本語に翻訳したものには別途著作権が発生しています。
これはクラシック音楽に対する著作権の誤解と同じです。ベートーベンの曲自体がPDでも、それを演奏・録音・プレスしたことの権利はレコード会社にあるのと同じです。夏目漱石の小説も同じです。私が編曲して(出版社が)販売しているPD曲のアレンジ楽譜等も同じです。
■大量素材ゲットだぜ!
音楽制作等で、それっぽい外国語音声が必要な時などに使える優秀な素材になるはずです。
ページ中程、右側(PC表示)にあるDOWNLOAD OPTIONS付近のリンクから、DL可能なページにジャンプできます。一括DLもあります。200MB程度なのですぐです。
他のページからDLできるmp3は破損しているものがあります。
■ちょっと違うけど作例
演説を曲の中で使ってみた。
下は拙作。パブリックドメインではありませんが権利者には連絡済みで使用した「演説リミックス」です。(アレンジ、リミックス~マスタリングを担当)
広島出身のバンド「およそ3」主催のアレンジコンテストに参加した際のリミックス・アレンジです。キング牧師の有名な演説を使用しています。
歌詞は現代の若者が「鬼畜ゲー」な人生に立ち向かう姿をたくましく歌っています。その生き様はキング牧師が生涯をかけたアメリカ黒人差別との戦いというクソゲーに通じるものがある、と思ってシンクロさせました。
なおコンテスト結果は無念の2位。1位になれなかった理由は「誰がそこまで大々的にアレンジしろと言った」とのこと。
その他、同人制作ではナチス演説や大統領演説をリミックスした曲も制作したことがあります。グレーゾーンなので割愛。
・原曲
原曲はこちら。試聴あり。200円で販売中です。(フルアルバムは1800円)
(2018年11月8日現在、CDは完売。デジタルDL版のみ。)
オフィシャルサイトはこちら。
ちょっとふざけた態度で、でもなんか「わかる」歌を作り続けている面白いバンドです。『Extra Hard Mode』はおよそ3の曲の中では異色のちょっとマジメな歌詞。