Cork

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

eki_docomokiraiのブログ

作編曲家のえきです。DTM、音楽制作TIPS、およびゲーム(Diablo3RoS)の話を書いています。

Diablo3、高GRでの立ち回り戦略(1)

Diablo3に関する記事です。

GRの話です。特にどのシーズンの話というわけではなく「戦術概論」のような感じで書いておきます。シーズンごとのメタパーティの特性によって適時読み替えてください。

草稿です。随時加筆予定です。書き足してよ!と思うことがあったらコメントをお願いします。

----------

パッチ状況によって変化する点もあるので、適時読み替えてください。基本的な戦術概念は普遍的なものです。どのパッチでもどのゲームでも共通する考え方ですので、ぜひ習得して欲しいです。

----------

■高GR攻略関連、その他の記事

 

eki-docomokirai.hatenablog.com

 

----------

■エリアダメージ

他の記事でも書いている通り、Diablo3は「エリアダメージ」のゲームです。
1回の攻撃で、より多くの敵を巻き込めばステータス以上の攻撃力を発揮でき、成績が上がります。

極端に言えば、確実に即死させられる攻撃力を持っていても、その攻撃スキルを敵1体に対して1回使っていると、100体倒すのに100回の攻撃回数が必要になります。
もし1/10の攻撃力だったとしても、同時に10体に当てれば、10回の攻撃で100体の敵を倒せるので、同じ成績になります。

しかし、10体の敵を集めるために時間がかかってしまうと、成績は落ちます。

それなりに集め、それなりにエリアダメージを与える。このバランスを取ることによって成績が上がります。

■完璧な戦略は無い

状況によってはエリアダメージより、その場で1体のエリートをきっちり倒すことが優先されることもあります。

逆に言えば、傷ついたエリートが残っていても、そのエリートを倒すことより、次の立ち位置を構えることを優先した方が良いこともあります。

■「一撃系」と「連打系」による戦術転換

何より難しいのは、パーティプレイでは「それぞれのビルドによって、判断基準が変わる」ということです!

あるプレイヤーは「動いて敵の数を増やしたい!」と考えていても、「ここで最後まで倒したい!」と考えている別のプレイヤーがいると、パーティの行動がばらばらになってしまいます。

2箇所にばらばらになってしまうと、ヒーラー(zmonkビルド)は援護しきれませんし、プラー(zbarbビルド)はどこに敵を運ぶべきか判断できなくなってしまいます。

たとえば、シーズン8のアーコンビルドWIZは、非常に長い時間力をためてバコン!と大きなダメージを与える「一撃必殺系ビルド」です。アーコンが蓄積されるまでの時間は攻撃できないので、その時間を使って敵をまとめ、撃てるタイミングでバコン!とやりたいビルドです。(初心者の場合は移動せず停止している人が多いようですが、それは誤りです……アーコン以外の時間はできるだけ移動するべきです!)

その他の「一撃系」はConversion of Elements指輪の16秒サイクルに合わせた行動をするビルドです。16秒ごとに欲しい属性攻撃のダメージが大幅に上昇するので、攻撃タイミング以外は敵を集める時間になります。綺麗に集めつつ、タイミングを合わせて強烈なNukeを行います。

上記における「移動」とは、直線的に走って遠距離移動するケースと、1画面程度の中距離移動で探索するケースと、1画面内で小さく動いて敵を綺麗にまとめる移動の3種類がありますが、いずれにしても「攻撃の瞬間以外は移動して敵を集めるのが基本戦術」ということです。

 

しかし、「連打系ビルド」「設置系ビルド」は事情が異なります。

(昔の話)「連打系ビルド」の筆頭はジェネレータービルドのモンクや、すべてのビルドのデーモンハンターです。クルセイダーのインヴォーカービルド、ローランドビルドなども連打系です。足を止めてザクザクと連続攻撃をすることで最大ダメージを発揮できます。こういう人がダメージ担当(DPS)の場合には、彼らは常に武器を振り続けたいわけですから、他の人がDPSのいる場所にどんどん敵を誘導しつづける戦術が基本になります。

(昔の話)メタパーティではないのですが、シャドウビルド以外のデーモンハンターの場合はちょっと事情が違って、回避のための移動が常に必要になります。GR60程度であれば、「パーティがまとめた敵を遠くから狙撃し続ける」というルーチンが可能ですが、70以上の高GRではどうやっても敵がすべてまとまることは無く、「回避しつつ敵が多いエリアに攻撃する」という特殊なルーチンになります。このルーチンがあるので、2.4以前のでは高GRでは事実上デーモンハンターの存在は邪魔でしかありませんでした。

 

「設置型ビルド」はウィッチドクターです。

「連打・設置ビルド」は一箇所にとどまって、Endless Walkセット(The Compass Rose+The Traveler's Pledge)の「停止時にダメージが上昇する」効果を活用しつつ、周辺にエリアダメージをばらまくことで最大ダメージを発揮します。

ただし、要注意なのは、WDがCoEリングの属性攻撃タイミングを重視する高GRでは「逃げつつローカスト&ホーントをばらまいて攻撃の下準備、CoEタイミングで敵の群れの中心に飛び込んで一掃する」という極めて特殊なルーチンになります。このルーチンについてパーティメンバーの理解度が低いと、「下準備中のWDに敵を寄せてしまう」などのダメな状況になってしまいます。

そういうダメパーティにならないために、他職のベストルーチンについて学習しましょう。特にCoEを軸にしたビルドの人がDPS担当の場合には、それを意識しましょう。

 

例外的なビルドとして「移動攻撃系ビルド」があります。しかし、この系統はダメージが非常に小さく、高GRではメイン火力担当になることはありえません。サポートに徹するべきでしょう。バーバリアンのワールウィンドビルドなどです。

 

また、暗黙のマナーとして「低火力ビルドで高GR部屋に入らない」ことが推奨されます。

 

■パーティのリーダーはDPS担当者なのか?

パーティの主導権を主張できるのは誰でしょうか?

攻撃するべき相手を決めるのは「DPS」つまり最大の火力を持っているウィザードもしくはジェネレーターモンクです。

他の人がどんなに「移動するぞ!」と言っても、メインDPS担当者が移動してくれない限り、メイン戦場は移動しません。

ダメなサポート職の人が「here」とか言っていることがありますが、そのコールに反応してDPSがが移動しない限り、状況は変わりません。それどころか、サポートを失ったことによってDPSがが死に、パーティが成立しません。

しかし、メインDPS担当は基本的に「停止して攻撃」が役目なので、画面外への長距離索敵ができません。

今の場所で戦うべきか、移動するべきかの判断をする際に「遠くにもっと良い戦場があるから移動する」と決断することは不可能で、「遠くに良い戦場があったらいいなぁ」という願望でしか移動を決断できません。

ウィザードが移動を決断する根拠は「ここでスタック+アタックしても、発揮されるエリアダメージが低い。だからもっと巻き込むために、今すぐここを離れるべき!」という理由になります。

ダメなウィザードは「ここにエリートがいるからここで倒すべき」という近視でしか考えません。結果として「エリートに出会う→倒す→移動」となるので、複数エリートとの戦闘が発生せず、成績が低くなります。火力に有無を言わせてそれなりの成績は出せますが、アーコン1回で倒しきれないほどの高GRになると、とたんに成績が落ちます。noobですね。

良いウィザードは「エリートに出会う→それなりに叩く→さらに巻き込める状況を探す」というルーチンになります。

パーティのメインDPS担当がジェネレーターモンクの場合は、モンクの特性上「常に多くの敵を確保したい!」という強い欲求があるので、ダメなウィザードほど状況が悪化することはありません。

でも、ダメなモンクDPSは敵を最後の1匹まで倒そうとしてしまいます。たとえエリートの残りだったとしても、次の場所に引っ張り、多くのザコを巻き込みつつ「エリアダメージを最大化」するべきです。

■プリングについて

プル(pull)、もしくはドラッグ(drag)と呼ばれる移動戦術について書きます。

上述にように、とにかく「移動して、敵を増やして、エリア攻撃」がこのゲームの原則です。特に高GRではこの戦術抜きでは絶対に勝利できないと言えるほど重要な戦術です。

人によって「プル」と「ドラッグ」の意味を使い分ける人の場合、

・プル(pull)は「今の位置に遠くから持ってくる」(≒COME!)

・ドラッグ(drag)は「次の位置に持っていく」(≒MOVE!)

としている様子です。

つまり、zbarbは戦っている位置に敵をどんどん運んでくるので「プル」で、zmonkは戦闘中の敵をサイクロンでちょっとずつ移動するので「ドラッグ」ということです。

zmonkがサンクチュアリを使ってヒール位置を確定した後、周辺を少し動いて画面端の敵を持ってくるのは「プル」です。

これは私の周辺のプレイヤーが使っている用語でしかないので、意味が通じない人も多いと思います。いずれにしても、「敵を多くエリアダメージ範囲に持ってくる」というのは重要なので、状況に応じてどんどんプルやドラッグを行い、また、プルやドラッグをしたい意思表明をして、より良い戦場を形成しましょう。

・プル(ロング)

主にzbarbがAncient Spearで遠くの敵を引っ張ってくる行為です。

極めて稀ですが、馬クルセイダーがパーティに参加する場合にも効果的です。

 

・プル(ショート)

画面端に見えている敵が、まだパーティを発見していなくて近づいてこない状況はよくあります。そういう近視の敵に接近し、反応させ、戦闘位置に寄せる行為です。

すべてのプレイヤーが常に行うことができるプルです。

敵に遭遇した時、手前から攻撃するだけだと奥の敵が反応しないことはよくあります。そういう状況を予防するためにも、「敵を発見したら、裏に回ってから攻撃開始」が原則です。

初歩中の初歩なので、丁寧に図解で説明します。

 

図1,

f:id:eki_docomokirai:20161010003455p:plain手前の敵の幾つかが反応していますが、周辺の敵がパーティを発見できていません。

初心者はこの状況でバンバン殴り始めてしまうのですが、範囲攻撃が当たる敵の数が少ないので、スピーディに戦闘開始しているからアグレッシブなように見えて実は極めて非効率な戦い方です。

 

そこでどうするかというと、

 

図2、

f:id:eki_docomokirai:20161010003458p:plainこのように発見した敵の「裏に回る」行動をします。

(これはスキップとは呼ばれません!)

(広い意味においてはスキップなのですが、スキップというのは「その敵を放棄する」ことなので動作は似ていても目的がまったく異なりますよ!)

 

図3,

f:id:eki_docomokirai:20161010003501p:plain追い抜いた1つ目の敵グループを背中に、次の敵グループを前に、

さらに、2つ目のグループの周辺の敵も「ショート・プル」で引き寄せます。

これで特大のエリアダメージを発揮できるようになります!

高GRでは、原則的に、この構図を最初から最後まで継続するのが理想です。

 

特にWD(Fire Bat)が道中DPS担当のパーティでは劇的な火力上昇が期待できるので、この一連の動作は基本中の基本とさえ言えます。

 

道中DPS担当がWDではなかったとしても、多くの敵に同時に攻撃可能で、さらにエリアダメージの発生を期待できるので、ソロでも極めて効率的な戦術です。

 

Diablo3のエリアダメージ計算を調べてみれば分かるのですが、Diablo3はエリアダメージによる火力上昇が極めて大きいゲームシステムです。これを最大限に利用するべきなんです。

 

余談ですが、過去のパッチではエリアダメージ発生によって致命的なラグが起きるという欠陥があったので、未だに「エリアダメージは必要ない」と主張している人がいますが、それは新パッチによって徐々に改善されてきています。が、高GRで鬼のように敵を集めるとラグが起きてガクガクになるのは事実です。でもとてつもない火力アップを期待できるので、はやりDiablo3はエリアダメージ主体のゲームだと言うことができます。

 

■地雷プレイヤー

最初の敵を見つけた際に、正面から殴り続けている時点で地雷プレイヤーです。

回り込みをしてから攻撃をした人は、ほぼ間違いなく高GRで成績を残せる良いプレイヤーです。

 

特にZMonk。最初に遭遇したエリートに対して手前からサイクロンを連打して固定をしかけるZMonkは間違いなくnoobです。奥に回ってからサイクロンを使いつつ、次のエリートまで合流させようとするZMonkはゲームの仕組みを理解しているプレイヤーです。

 

■ドラッグ戦術

ドラッグ(drag)は今戦っている敵を、少しずつ移動させる戦術です。

 

この戦術は2つのケースで使われます。

  1. 更に多くの敵を巻き込み続けるため
  2. AoEダメージ軽減のため

AoEというのは敵の出す範囲攻撃、設置攻撃です。Diablo3ではアーケインセントリー、毒、オービター、燃える床などです。)

 

高GRで特に重要になるのが「2」のダメージ軽減目的のドラッグです!

高GRにおけるAoEはその発生数もダメージも尋常ではなく、どんなに強いキャラでも死んでしまいます。もしくは死なないようにヒットアンドアウェイ戦術を使わなければならなくなり、効率が大幅にダウンします。(激戦を戦う!という緊迫したプレイングを味わえるという楽しさはありますが……)

 

GRの70程度であれば位置を固定したままでもヒーラーの回復力だけでどうとでもなるのですが、GR90+の世界になると、とてもじゃないですがヒーラーの提供する回復力だけでは他のメンバーは生き残れません。それを考えない不慣れなヒーラーは「自分は余裕だよ?」というエゴによって敵を固定し続けてしまいます。

 

そこで、同じ位置でAoEを受け続けないために、少しでもましな立ち位置に小さく移動する「ドラッグ」を行うわけです。踏んでいる床からのダメージが少なくなっていれば、攻撃し続けることができる時間が増えるということです。

 

■ヒーラーは神ではない!

ヒーラーとはzmonkのことです。モンクのサポートビルドのことです。

ダメなプレイヤーは高GRのAoE連打が来て死亡した際に「ヒーラーの回復力が低い」とか「ちゃんと重なってヒールしてよ」などと言いますが、ヒーラーは神ではありません。離れた位置の複数のキャラをヒールする能力はありませんし、Diablo3におけるヒーラー担当のZMonkは、同時にタンク職でもあります。ヒーラーとしての行動よりタンクとしての行動の方がはるかに重要です。

 

以前のパッチでのヒーラーはゲームバランスを崩壊させるほどの激烈な回復力を提供できましたが、あまりにも強烈だったために弱体化させられています。その際には「ヒーラー終わったな」とか言われていたのですが、装備品の「ヘルスグローブによる回復力を高める」というセカンダリ性能に特化させることで、各種スキルのヒール能力を高められるように変更されました。たしかシーズン7あたりからこの仕様になったはず。

下画像、セカンダリ項目にあるHealth Globe ボーナスを上げておかないとヒール能力が低いままです。

f:id:eki_docomokirai:20161230163926p:plain

的確にビルドをすることで、ヒーラーはそれなりの回復力を提供できます。が、無敵化してくれるわけではありませんし、散らばっているプレイヤーすべてにヒールできる神でもありません。ヒーラー付きパーティに不慣れな人は「zmonkさえいれば無敵」かのように勘違いしているようですが……

まぁ、そういう不満を他人にぶつけてくるプレイヤーは、ほぼ間違いなく地雷プレイヤーです。

ちょっとした移動によってダメージを減らす工夫や、ヒールを受けやすいようにあえてギリギリまで動かないことは大事です。

----------

書きかけですが投稿しておきます。

© docomokirai 2017