eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

Diablo3、プル戦術(1)高GRでのドア攻略

Diablo3に関する記事です。

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高GRにおけるドア周辺での戦術についての考察です。ニッチすぎますか、そうですか。でも、ドア付近で工夫できる「何か」によって、明らかな差が出るんです。せっかくだから丁寧に書いておきます。 

 

■この記事の「今」と、あなたの「今」は違いますよ

GRをどこまで行けるかはシーズンやパッチによってかなりの差があります。

この記事を作った時点ではGR80~90です。あなたがこの記事を読んでいる頃にはランキング上位はGR100+が当たり前かもしれません。

この記事で言う高GRは「ソロでは絶対に無理。パーティ必須な高GR」と定義します。より適切に題をつけるなら「低速殲滅・高密度GRでのドア攻略」がベターかもしれません。とにかくドア攻略という一点のみの攻略法です。

記事を書いた時期を無視して「あそこのブログ記事はド初心者だ」と中傷している人がいるようですが、私はとうの昔にプレイをやめています。

 

この記事は、このブログのDiablo3話は昔話です。

 

あなたが読んでいる今のパッチに最適化した解説ではありません。

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■想定される状況

ドアの前後にエリートパックがいる時です。

この状況での次の一手。あなたならどうしますか?

Elite、mobs、Playersの頭文字です。)

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黄色のP1は敵の引き寄せを行う職だと想定します。一般的にはZモンクです。

もしくはZバーバリアンです。その他、引き寄せができるウィッチドクターとウィザードも含まれます。ともかく、いわゆる「タンク」「プラー」です。

 

高GRでは原則的に「単体・小さなグループと戦うな」(don't fight to single/small group)という原則があります。どんなに火力を上げていても、単体と戦っていると時間が足りなくなるからです。火力には限界があります。高GRに失敗したのは火力不足でも防御不足で倒れたことでもなく、「単体・小さいグループと戦っていたから」です。

そして、そういう非効率な戦闘をしてしまわないためにZMonkやZBarbが存在するわけです。

Zビルド(Zero DPS=火力ゼロ)は周辺の敵をものすごい勢いで引きつけ、大火力の仲間(DPS)の範囲攻撃がより多くの敵にヒットする状況を作るために存在します。

 

勘違いしている人が居ますが、ヒーラーモンク(Zmonk)の役目はヒールで生存力を高めること以上に「引きつけておく」ことです。一般的なパーティープレイゲームで言われるところの「タンク」です。

だから、敵の攻撃に耐え、一箇所にとどめておくのが主な役目です。

単独になると一瞬で死んでしまう程度の人はパーティに存在してはいけません。自分でダメージの少ない場所を見つけ、小さくステップ移動しなければいけません。立ち止まっていた方が火力が上がるビルドをするのがDPS職の基本ではありますが、アーケインセントリーなどの設置攻撃の多段ヒットを完全に無効化できるほどのヒール能力は現在のZmonkでは絶対に不可能です。

 

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では本題に戻ります。

■最悪の一手

こうなってしまうパーティ、よくありますよね!

で、でたー!敵に会ったらとりあえずクラウドコンロトロール打奴~

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ドアの前後に敵が配置されてしまい、パーティの攻撃は手前の黄色Eにしか当たりません。奥の青Eが起きていてヒーラーが攻撃をされているだけの状態です。しかもP4はヒールが欲しい時に近寄ることもできません。

一見するとドア周辺に2つのエリートがいるアツい状態なのですが、こちらの攻撃は2つのエリートに同時ヒットできません!

せっかくダブルの状態なのに、なにも得になっていないんです。

 

ドア付近で戦うとこういうことになります。

あと、このゲームの「壁」ってかなり分厚いです。この壁の厚さを突き抜けるほどの範囲攻撃というのはDiablo3には実質的に存在しないと言えます。

 

以上のことから、敵に出会って開幕にクラウドコントロールをぶっぱなす人は100%地雷プレイヤーです。パーティの火力を半減させるクソプレイヤーです。

 

正解の行動は次のようになります。

 

■次の一手

1,まず、青Eを起こし、引き寄せます。

ここで焦って引き寄せや攻撃をしてはいけません。

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2,ドアから離れます。

これでドア前の便秘を回避します。

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ドアから離れる際、青Eを引き寄せることにこだわってはいけません。

「ザコmobがドアで便秘しない状況を作る」という下準備に集中します。

そうすれば自然と青EEEが排便できる状況になるということです。

ドアでサイクロンを使ってもその吸引はドアに引っかかってしまうので逆効果になるんです。

 

3,ドア付近を掃除する

掃除と言っても倒すわけではありません。青EEEが排出されるように、赤mobをどかせます。

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ドア前を掃除することで、次の部屋にいた敵がドア前まで移動できているのを確認します。

これを理解したムーブができるWDとは仲良くした方が良いです。

ここまで考えて的確に引き寄せを行うWDは滅多にいません。

WDは引き寄せには一応攻撃力があるのと、ソロの時に「引き寄せ、まとめて、ドカン!」という手順が染み付いているので、「出会ったらまず引き寄せ」という頭になってしまっています。しかもエリート本体に向かって。それをパーティでやられたらもう最悪です。いくら火力があっても、ダブルエリートへの同時ヒットができないので、倒し切るまでに2倍の時間がかかってしまうからです。(もちろん赤mobを叩いた事によって発生するエリアダメージがエリートに届かないという意味にもなり、二重の意味で時間あたりのダメージが低くなってしまっている。)

 

高GR、特に狭い状況で必要なのは、

「邪魔な敵をどけて」

「攻撃するべきエリートだけをまとめる」

という配慮です!

 

ドア前を空白にしておけば、次の部屋にいる敵は自然と流れ込んできますよ!

「don't hold, enemies can chase you.」と言っておけば、理解してくれる人が割りといます。英語の正確さは割りとどうでもいいです。これで通じます。

 

4,複数のエリートをまとめる

ドア前が綺麗になっていて、次のサイクロンの引き寄せ一発で青Eを反応させられる状況であることを確認したら、いよいよadd作業に入ります!

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この時、自分がドア前に立ってしまうと、サイクロンで引き寄せられたザコ敵(minors)が便秘を再発してしまいます。ドア前は次の部屋にいる敵が歩いて通過できるようにしておくのがコツです。

 

引き寄せは「黄を青に向かって寄せる」ではありません。逆です!

 

原則的に高GRではdon't pull backですが、体力が大きいのは黄色Eです。複数エリートで黄と青が混ざった場合、基本的に黄色を集中的に攻撃するべきです

そうしないと、先に青とザコが全滅しているのに、黄色単体を攻撃するという無駄な状況になってしまいます。

 

それでも黄色だけが残ってしまうことはよくあります。

そういう状況では、よく訓練されたパーティは「単体と戦うな」の原則で、半殺し状態の黄色を次の敵が居る場所まで引っ張ります

可能であれば次のエリート、遠いようであれば付近のザコをそこそこ多く引きつけて、黄色といっしょに倒します。

半殺しの単体黄色を全員で叩いている時点でそのパーティはnoobなパーティです。

 

それ以上の難易度では絶対に失敗するので「GRレベルを上げてみよう」と提案されても却下するべきです。立ち回りスキルが無いからクソマップで撃沈するのがオチです。特にパブGRにいるプレイヤーは、やたらとゲインしたがります。安定した難易度を回すことでCaldesann合成のためのジェムを上げておく価値を知らないからです。

 

5,自分も邪魔である

ある程度の引き寄せが終わったら、プラー(Puller)自身も移動して、仕上げに入ります。

ZMonkがパーティと合体し、定位置でいつもの連打をするだけのアレです。

 

黄色と青が近い位置になり、範囲攻撃でまとめ撃ちできるベストな状況ですから、もっとも基本的なムーブで愚直に叩きましょう。こういう時に余計な工夫は必要ありません。

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ダメなプラーはこの仕上げを行わず、「自分を中心に敵が囲んでいる」状態にしてしまいます。それだと他のプレイヤーが範囲攻撃をした際に密度が下がっていることになります。エリアダメージについて勉強しなおしましょう。

 

ある程度の引き寄せが完了したら、パーティとエリーツの配置を見て、DPSがより効率的にダメージを発揮できるように全体の配置を整えましょう。

サイクロンにはヒール効果があり、仲間をヒールするために連打しなければなりません。しかし、連打するポジションが悪いと、ヒールするたびに敵を悪い配置に固定し続けることになってしまい、結果的にGR効率が上がりません。

サイクロン等の引き付けスキルは「敵の群へのエリアダメージを最大化させるために使っている」と考えるべきです。

 

自動化マクロを使って考えなしに連打している人は、こういう状況でとても嫌われます。「あー、このヒーラーは楽してマクロだけのムーブになってるなー。そこそこ高GRならそれでも良いけど、これ以上の超高GRで誘うのはやめよう。」と思われます。

慣れてる人はマクロの手抜きムーブをすぐに見破りますよ!

もし良いパーティだと思ったら、少々難易度が低いマージン領域だったとしても、ベストなムーブを見せるべきです。

それによってあなたのプレイスキルが評価され、より良いメンバーと出会うチャンスが広がります。

 

Do your bestの精神です。

 

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さらに次の一手……2組のエリートパックを倒すことはもちろん、考えておくべきことはもちろん「次の次の部屋をチェック」です。

ある程度殲滅したら、ヒールはもう不要なので、先の状況をチェックするために走り、少しでも良い状況で交戦開始できるように下ごしらえをしに行きましょう!

全部倒すまで立ち止まっているのは地雷プレイヤーです!

 

ただし、その役目をヒーラーがやるべきか、Zbarbがやるべきかは意見が別れるところです。

この辺は最新流行のスタイルを勉強し続け、それに沿ったスタイルでプレイするのがベターでしょう。(ただしベストではない!)

ヒーラーがダッシュするのはやや変則的なスタイルだと思われることもあるので、愚直にやっていたほうが良いかもしれません。

もし固定メンバーのパーティに恵まれているなら、ベターではないベストな動きを提案してみるのが良いでしょう。

 

動画勢のプレイを真似した「流行スタイル」は共通語として価値がありますが、創意工夫をすることもゲームの楽しみです。

また、そういうユニークなプレイの意図を読み取って、その人の求めるムーブを編み出していくのはパーティプレイの醍醐味です。

 

まずはあなたがこの記事を読んでいる「今」の流行スタイルを身に着け、その上で「創造的なプレイを受け入れてくれる仲間」を見つけることで、Diablo3は非常に奥の深いゲームになっていきます。

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