DTMerが調べるべきはメガネ情報です。偉い人にはそれがわからんのです。大佐なら使いこなせますよ。
(2021年10月26日)
■商品ページはこちら
在庫状況、対応レンズについて調べてから買ってね!
・オンライン購入時には
今使っているメガネの13桁の度数コードがあれば可能。
メガネ(眼鏡)の作り方~購入時の注意点~| ご利用ガイド | JINS 眼鏡(メガネ・めがね)
テンプル(つる)の調整は近所のメガネ屋で有料でならやってくれるかもね。こればかりはどうやってもオンラインでは不可能なのでしかたないね。
ただ、Short Templeに対応できるレンズ度数の限界などが明記されていないので、強度の矯正が必要な人はしっかり問い合わせを。(近年のレンズはかなりの強さまで安価で作れるようになってきていますが。)
■レビュー
私のレビューではなく、オフィシャルのレビューです。
【SHORT TEMPLE】(URF-19A-007)レビュー一覧 | メガネのJINS - 眼鏡・めがね
体につけるものなので、個人差があるのは仕方ありません。
・鼻あてが劣化しやすいらしい
というレビューがありますが、これは安いフレームに共通する問題です。
Jins Short Templeは専用のシリコンっぽいパッドなので、交換はどうなるのか不明です。
サポート情報を見る限りでは、別製品「JINS MEME」は交換できないようです。デザイン性を重視するメーカーなので「Short Temple」も交換できない可能性は高いですね。
--------------------
普通のメガネならどのメガネ屋でもシリコン製のパッドに交換できるのですが、これは欠点となりそうです。
気になったので鼻あてパーツ購入について問い合わせを出しておきました。返答が得られたら、ネットで公開しても良いか確認の上でこの記事に追記する予定です。
↓
返答はいただきましたが、引用は不可とのことでした。
気になる方は各自で直接お問い合わせをどうぞ。
・耳あて部のパッド
おそらく同じ素材でできているはずです。
レビューにもこの部分が早く劣化してしまったという報告があるのでやや心配ではあります。
が、ツル部分のパッドは普通のメガネ屋でも後付けシリコンパッドなどが売っているので、改造して使うのはアリだと思います。
よって問題となるのは専用形状の鼻あてだけ、と言えるでしょう。
■経緯
「メガネ君がヘッドホンをすると耳が痛くなる」現象はオーディオ界では昔から言われてきた。
が、近年はゲーミングヘッドセットの普及によってか(諸説あり)、大型ヘッドホンの使用も以前より一般化してきたので「ヘッドホン用メガネ」も増えてきている様子。
Narukiさんのツイートにレスしたら、第三者も数人食いついた。
耳が痛くならないヘッドフォンがほしい。(メガネ)
— Naruki (変人) (@Naruki_Engineer) 2021年10月25日
ヘッドホンではなくメガネを変えるという方法があります。 https://t.co/O4LrxWOhfw
— えき (@eki_) 2021年10月25日
専業エンジニアでも知らない人がいることが不思議だったんだけど、ヘッドホン用メガネはあります。
ツルの部分が短くなっていて、もみあげ(顎の骨の付け根)にセットされる設計。
国内DTM諸情報を宣伝している広告屋は、下らないプラグインやインテリアにしかならない機材を紹介するより、こういうガチ実用性のあるマストな道具の情報をこそ広めるべきだと思っています。それこそグループバイでも企画して旗振りすれば良いのにね。
・実際に買った人のレビュー(VRゴーグル)
・その他の形状
良くも悪くも「ゲーミング」なデザイン。
個人的にはこういう「ゲーミング」デザインは、トゲトゲしたり光ったりするのが死ぬほどダサいと思ってる。けど、実際そういうデザインのほうが売れるんだそうです。PCのケースも光るものの方が圧倒的に売れ筋だと聞いた。
まーあれだ。いつものアレだ。私の感性は万事においてマニアック傾向なので、好きなお菓子はすぐ廃番になるし、好きなパンも消えていく。何より困ったことに「これは売れる!」と思った曲は売れないのに、適当に作った曲の方が売れてる。編曲やミックス仕事等で預かった曲でも「個人的には超良い曲だと思います!だからたぶん売れないッスよ!」と言うことが稀に良くある。
・その他、検索
googleで「ヘッドホン 眼鏡」を引いてみると、国内で買える数種類の変形眼鏡を確認できます。
さまざまな形状があるので、よく吟味した上でご購入を。
英語製品を含む検索だとこうか。
glass for headphone short temple - Google 検索
・コンタクトレンズにしろって?
コンタクトを違和感なく装着し続けることができる人はそれで良いと思います。
でも体質によってはかなりキツいんですよ。
私も若い頃に1年ほどコンタクトを使っていたことがありましたが、メガネの方が良いという結論になりました。
使えている人は「コンタクトを使える体」であることを神に感謝するとともに、全ての人が使える道具ではないことも知っておいて欲しいです。
・複数のメガネを所有する
メガネユーザーにとって重要な考え方のひとつは「複数のメガネを所有する」という選択肢です。
自動車の運転用に度入りのサングラスを作ったり、作業に応じて使い分けたりするのは非常に快適です。
と言いつつ、近年の私はメガネ1つだけの生活に戻りました。
そろそろ老眼にも備える必要がある中年なので、どうしようかなーと色々考えています。近年のメガネは非常に安く買えるものも増えてきたので、コロコロ変えていくのも悪くはないかなーとか。
■私の場合
大きなヘッドホンを常用しないなら、専用メガネは必要ありません。
他人に紹介したり、ブログ記事を書いたりしているのですが、私はこういうメガネを持っていませんし、買う予定も全くありません。
専業の音響エンジニアではないので長時間ヘッドホンをしないからです。普段の音楽作業は軽量のイヤホン(iphone用、非カナル)で行っています。こういう貧相なモニターであることを公言すると「お前はそれでも音楽家か?」と言われることもあります。
しかし、考えなしに900ST等を使っている人と違って、明確な理由と根拠と大きなメリットを取って「あえて」貧相なモニターを常用しています。
念の為に書いておきますが、他にも複数のモニター手段は用意してありますし、破損に備えて同じものを複数用意もしてあります。ご心配なく。あくまでもメインが軽量イヤホンということです。
■ネタ1
「ビリヤード用メガネ」というものがかなり昔からあります。頭を低くして上目遣いにするためのメガネですね。
昔のは卵型で頭のおかしいデザインなどもありましたが、近年のはデザインもまともになっていますね。
https://ichef.bbci.co.uk/images/ic/640x360/p01h0r1h.jpg
メガネ用レンズの設計・加工技術も向上しているので、より顔に近い非球面カーブレンズを作れるようになったから、だそうです。いわゆる「スポーツレンズ」という分野で、勝負に関わる世界だけに技術が進んでいますね。
音響エンジニアやDTM用途のレンズも、より広い視界で使えるものがあれば必ず役立つでしょう。マルチディスプレイや大きなモニターディスプレイも一般普及してきたので、必要化どうかも分からないプラグインを衝動買いするくらいなら、良いレンズのメガネを買うのは必ず役立つはずです。
■ネタ2
「眼鏡 伸縮」で検索するとこんなのが出てきたけど、それじゃねーから!!
いや、たしかに「眼鏡」だし「伸縮」だけど。うん。
PA仕事ならブースからステージをチェックするために役立つかも?