近況、雑記。ブログ運営の話。
はてなのアクセス解析は表示範囲(1ヶ月)に含まれる最大数を基準として縦軸が変わるらしい。
はじめに言っておきたいことは「このブログ運営でアクセス数には興味がない」ということ。
■はてなブログのアクセス数表示
今年5~6月の表示と、7~8月の表示はこうなる。
1000を越えた日が現れたことによって、全体が縦に縮められた結果、目減りして見える仕組み。
私はこの手の数字に全然興味がないのだけれど、アクセス数とか動画再生数とかSNSフォロワー数とか、目に見える数字に執着心のある人は縦に縮小されるとモヤモヤするんじゃないだろーか。
そういう心理を誘発し、「もっとアクセス増やそうね!」と誘導する仕掛けなのは明らかだ。大半は検索ロボット巡回なんだろうけど。後述。
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■昔やってたゲーム情報サイトの話
昔運営していたゲーム情報サイトは、サーバー運営者がページ単位でのアクセス数や流入元を可視化してくれていた。だから「この記事に興味を持った人は、次にこういう記事を読んでいる」という情報が丸わかりだった。
そのデータを根拠にして、強化するべき記事を的確に強化することができた。だからめちゃくちゃ評判が良かった。
その他、ページごとのテキスト量や画像数と容量なども一発でわかったので、情報サイトとして強化していく上で、どこをどのように強化すれば良いのかが明確だった。このページには解説画像を足さなきゃなー、とか、説明文章を充実させたいから、その要素に精通している人にインタビューしようかなーとかとか。
妄想でも日記でもなく、総勢50人くらいの賛同者の討論で編み出された戦術とその実践の結果発表場所というスタンスを貫いたのも高く評価されていた。
今このはてなブログでやりたいことは特に無くて、備忘録やレッスン資料的にいろいろなことを書きまくっているだけでしかない。
もし正しい閲覧状況が可視化されたなら、それを根拠にしてより良い内容にするのもやぶさかではない。が、いまどきの情報可視化は眉唾ものだから根拠たりえない。
■いまどきのアクセス数
「いまどき」なんて言っても、もうずいぶん経つ話なのだけれど。
知っている人は知っているとおり、アクセス数には検索エンジンのクロールなどの数字も含まれているので、いまどきのアクセス数はまったくアテにならない。もちろん優れた監視ツールを組み込めば情報価値のある数字を得ることはできるらしいが。
昔のインターネッツは肉入りの人間がアクセスした数しかカウントしていなかったが、いまどきのインターネッツは検索ロボット巡回等のアクセス数も含まれている。アクセス数が少ないサイトでは、むしろロボット巡回によるアクセスの方が多勢となる。
そこんとこを分かってないで「アクセス数ガー」と言ってる人がいるので心配だ。
■リライトを行っている記事
このブログではリライト(更新)を行っている記事が非常に多いです。
日記のようにその場の勢いで書いて放置した記事が蓄積していくスタイルではなく、レッスン等で得た結果を記事に反映させています。
だから新着記事にはあまり価値がなくて、古い記事がどんどん肥大化しています。
うまくまとめられそうな話などは今後書籍化していく予定です。