スカイプで音楽知人と談義しながら、音楽制作用のプラグインOzone等のテストをしていた。そしたら妙な挙動があったのでPCの健康診断をすることに。CMの後は後驚愕の以下略。
■内部温度の異常上昇
音楽ソフトによるCPU/GPU負荷を調べている最中に、知人氏が「描画スピードがおかしいぞ」と指摘。
・無料の内部診断ツール
ツールでPC内部診断を開始。
他の診断ツールでも構いませんが、インストール時に不要なソフトをインストールされてしまうものがあります。
余計なものを入れないことはPCを安定させる最大のコツです。
勢いで未知のツールを入れるのは絶対にやめるべきです。
診断ツールの表示の上で、
という異常な状態だった。
即時破損する温度ではないが、危険性のある温度です。
(異常な温度の時のスクショ忘れた。)
・念の為bios起動
bios起動し、Windows OSの異常なのか、bios(≒マザーボード)の異常なのかを軽く確認する。
パソコンメーカー別「PC起動時」に「BIOSを起動させるキー」の一覧メモ - ぼくんちのTV 別館
(bios写真なし)
biosでもCPU温度が高め(アイドル状態で60℃+)だったので、これは高い。
なのでまずは軽くメンテした。
・現状と、軽くメンテ
過去の地震の時に明らかに物理的な強い衝撃があり、その時にCPUクーラーの密着が甘くなっている、というPCです。その時にあちこちおかしくなっていたのは間違いありません。
行ったメンテは極めて軽度です。
蓋あけて、CPUクーラー密着を再チェック、エアブロースプレーしてホコリ除去。
各種の接点チェック。
誰でもできる定気メンテです。
喫煙する人の部屋では、PCに吸い寄せられたホコリにヤニが付着します。
より入念なメンテに興味がある人はこのあと10分くらいググってみてください。
・メンテの後
その後、もう一度bios起動。
温度は明らかに下がっているので効果あり。
OSを起動し、確認を進める。
下は正常になった後の検査ツールのスクショ。
アイドル時。
MB(マザーボード)の温度は40℃以下。良好。
CPUの温度も40℃以下。極めて良好。
GPU温度は77℃。やや高いが許容範囲。
正常な数値に戻りました。
Cubase等を起動したフルパフォーマンスの状態もチェック。
CPUは80℃弱。許容範囲です。
・原因の推測と今後の対処
- 温度の異常上昇が実際に起きていたのか?
- MBの温度検出が狂っているのか?
これは専門家が精密に調べなければ分かりません。
いずれにしても明確に分かることは、
- 温度に関する異常が起きるPCである
- そもそも物理衝撃を受けた歴のあるPCである
- そもそも古い
ということです。
やることは、
- PC新調を近所の専門家に事前に相談しておく
- バックアップが必要なファイル群を再確認しておく
(重要なファイルはすべて外部保存しているので、万が一PC本体が吹き飛んでもダメージが少ないよう普段から気をつけてはいる。)
以上、PC近況でした。
「暇だなぁ」と思った人は、ホコリ除去だけでもやりましょう。
掃除はやり始めると結構楽しくなってくるものです。