ゲーム話。Vampire Survivorsのツモ順とビルドの話。
(2022年4月15日)
- ■はじめに
- ■Pugnala(二丁拳銃)を使ってキル数目標
- ■序盤戦ではマナを取れ
- ■(初期アルカナ1)蘇生で火力アップを狙う
- ■ツモ具体例、画像集
- ■今回の30分プレイ結果
- ■ツモとリセマラの境界
- ■最後に
■はじめに
どういうゲームであるかは割愛します。
ちょっと仲間内で話題になっていたのでSteamで300円払った。リンクは貼りません。
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で、他の人のプレイを見ていて思ったのは、俺は効率厨なので遊び方がおかしいのかもしれない、ということ。みんなよくこんなゲームで一喜一憂して大声出して遊べるなぁと羨ましく思う。
俺氏が思うに、Vampire Survivorsの本質は麻雀であって、アクション要素もローグライク要素も何も無いです。少なくとも現状では。ちょっと考えればツモ順をたどっていくだけのパズルゲーム。
そりゃまぁ、装備縛りとかやれば違うんだろうけど、そんな遊び方して何が面白いの?という感じもある。
一番面白かったのは開始直後にちまちまお金拾ってパッシブ上げてる頃だったのかもなぁと。あれは成長要素があって良かった。
オマケで良いから所持金を投資して「俺を殺すためのダンジョン」を作る無限ゲームになれば完璧にジェネリックDiablo3になれるのにと思う。つまり難易度無制限モードで、その難易度を解禁していくために金稼ぎを回し続ける、というゲーム。追加コンテンツを投下していくだけの設計には限度がある。それを超えることができるのはDiablo3のようなヤケクソめいた仕組みしか無いと思うんです。
で、高密度の敵が襲ってくるいわゆるHorde系ゲームなので、「巻き込んだ敵の数で何かを発生」というトリガーを実装しておくだけでいろいろ展開できる。ってそれDiablo3まんまじゃん?30分でDiablo3の鬼畜状態を楽しめるなら上出来すぎるじゃん、
とか悶々としながら遊んでた。
■Pugnala(二丁拳銃)を使ってキル数目標
でもツモ順の考え方は他キャラでも共通です。
ゲーム開始当初はツモのリロールやキャンセルが無いので、3つ出た中から「どれが良いかなぁ~」と一喜一憂する流れです。
ゲーム界隈にはなんとなく「ビルド」という用語があるので、一喜一憂しながら何を積み重ねるかを「ビルド」だと思いこんでしまう仕組みになっているのがこのゲームです。
つまり、ゲーム開始から数日、パッシブが揃うまでの期間にはビルドなど存在しません。ツモ運のみのゲームです。
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しかし、パッシブが整ってくるとゲームは一変します。
パッシブが整った後は、最終目標ビルドを決めてからスタートし、キャンセル等を使って、最終目標に一直線に進むべきゲームです。
つまり、「ビルド」とはその場の判断ではなく、最初からの計画のことです。
この辺はDiablo2などのゲームをやったことがあれば理解できるはずです。
レベルアップのたびに新しい選択肢トークン(Diablo2ではスキルポイント、ステータスポイント)を消費していると、役に立たないものを順番に取らされる状況に陥ります。
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■序盤戦ではマナを取れ
最序盤で最も強いのはソングオブマナです。
時点で聖書かニンニク。それ以外にはありえません。(2022年4月15日時点)
これらは「1回の攻撃で最も多くの敵を巻き込める」特性があります。
最終状態において、いかにペンタグラムや鳥が強いと言っても、それらは序盤では「時間あたりのキル数」をまったく出せないので、絶対に取ってはいけません。
・最終状態は最初の状態ではない
ここでも「ビルド」の考え方の落とし穴があります。
とかくライトゲーマーは「最終ビルド」「最強武器」ばかり知りたがり、それさえ取れば「最強」だと思い込みます。
しかし、ヘビーゲーマーは、そこに至るまでの道筋を重視します。
当ブログでも死ぬほど書いたDiablo3というゲームがあります。
Diablo3には「ファームビルド(酪農、転じて「育成」の意味)」という考え方があります。ファームでは「高速、高収入」を目指すので、過剰な火力は放棄します。
最終戦に必要になる莫大な資材を徹底的に集めることで、ライトユーザーが決して到達できない領域に踏み込む準備のことです。
翻ってVampire Survivorsではどうでしょう?
いかにペンタグラムや鳥のダメージが大きくても、発射間隔があまりにも長く、しかも命中しにくいです。
そういう武器を序盤に取ってしまうと、最初の数分間で稼げるリソース数が激減してしまい、「最強ビルド」に到達することは絶対にできません。
逆に考えましょう。
レベル1の状態で最も強い武器は何か?
最初の数分で最も多くの敵を倒せる武器は何か?
考えるまでもなくソングオブマナです。
・マナのためにリセマラせよ
序盤戦ではマナを使って最初の数分で莫大な稼ぎを出し、次の数分の敵を全滅できる状態を構築しなければ、その次の数分に出て来る敵をさばき切れずに圧殺されるのがVampire Survivorsです。
つまり戦いの全ては最初の数分で決定しています。
初手でマナを取れなかった時点で、その後の29分の成績は確定しています。
この辺の考え方、イメージの持ち方はRTSや文明ゲームをやったことがあれば分かるはずです。
ゲームは原始時代から始まり、石斧で木を切ります。
序盤で取れる木材1本の差は、製鉄技術の獲得の時期をわずかに早くします。誰よりも早く製鉄した武器で攻め込めば、相手を圧倒するのは容易いことです。
極論すれば、最初の1本の木を切る速度が全てを決定しています。
Vampire Survivorsも同じだと思ってプレイすれば、最初の1分の重要性が分かるはずです。
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では本編。
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■(初期アルカナ1)蘇生で火力アップを狙う
IV-Awakeを選択。死んで蘇生すると火力などが増える。
序盤の稼ぎを安定させるならこれ。
■初期方針
■ツモ具体例、画像集
初手。
いきなりクソです。
理想を言うならリセマラでマナです。
が、あえて継続します。ベストな状態じゃなくても途中の選択でベターを目指す画像集にしておきます。
オノは後々使えるのでゲット。
次。
オノ、ナイフ、聖書。
ここで「さっきオノを取ったから強化しようか」「オノは終盤でDPS出せるから良武器」と考えると詰みです。
取るべきは序盤次点武器の聖書です。
次。
突然ですが死にます。
理由はアルカナIV-Awakeによる「蘇生で火力アップ」を早期に獲得するためです。
この初期戦略があるので、最初の数分は二丁拳銃を全弾ヒットさせ続けることが可能となります。毎回リセマラで初手マナじゃなくてもそこそこのベター状態には到達できます。
次。
鎧、オーブ、クローバー。
オーブは聖水の進化アイテムなのでどうしても取りたい人はどうぞ。
私は聖水を使うのをやめた人なのでリロールします。
リロール結果。
ろうそく、青銃、クールダウン。
序盤の火力は聖書で確保されているので、銃を取っても無意味になってしまいます。
取るべきはアクセサリーのろうそくか赤本。どちらでも大差ないのですが、私は快適さ重視なので赤本でクールダウンを選択。
何よりタワーでは床にアクセサリーが2個落ちているので、いち早くアクセサリーを最大数にし、7つ目としてゲットしたい!という目標もあります。
今回計画しているビルドでは「聖書+床のスペルバインダー」が含まれているので、マップ下方向に移動しつつ、6つのアクセサリーを集める。というのが序盤10分の流れです。
次。
赤銃、ネコ、オノ。
オノは序盤では弱いので不要。ネコも安定しないので不要。赤銃を取ります。
次。
2回目の死。
30秒でレベル6です。
(※画面に謎の緑色が入っていますが、これは死亡画面(=タイトル画面)の赤が私の目にはキツいからです。リソース画像ファイルを書き換えています。)
次。
青銃、聖書、オノ。
オノは不要。
青銃はさっきとった赤銃の勢いで取りそうになるかもしれませんが、序盤をさらに安定させるために聖書を取ります。
上でも少し書きましたが、本来であればマナがあればベストでした。
しかし今回は聖書チャートなので、聖書を安定段階まで育てることを次善策としています。
次。
死ぬ。
時間とレベルも参考にどうぞ。
マナ無しでも48秒でレベル8です。
次。
赤銃、ルーン、クローバー、ナイフ。
迷わず赤銃ですね。
次。
聖書、赤銃、ティラミス。
上でも述べた通り、アクセサリーを6個まで上げたいのでティラミスを優先します。
もしティラミスが無かったら、序盤の安定化のために聖書です。
次。
死にます。
1分11秒。レベル10。
次。
赤銃、バインダー、仮面、ニンニク。
迷わず赤銃です。
赤銃が無かったらリロールします。
バインダーは後で床置きのものを拾うので、絶対にレベルアップアイテムとしては選択しません!
次。
聖書、バインダー、ルーン、オーブ。
同様に考え、聖書です。
聖書が無かったらリロールです。
ルーントレーサーは序盤から中盤にかけては頼りになりますし、Vampire Survivorsを初期からプレイしている人にとっては非常に助けられた思い出があるかもしれません。でも現時点(2022年4月15日)では、たとえ強化(+鎧)したとしても終盤で必要とされる火力は得られません。私個人の考えでは絶対に使うべきではない武器です。
次。
月桂樹、バインダー、火力草(ほうれん草)、ムチ。
アクセサリを6つまで増やしたいので火力草(ほうれん草)です。
なお、ほうれん草は優先度がかなり高いです。10分過ぎからの敵に対処するためには、武器選択ビルド以上にほうれん草による火力アップが欠かせません。
今回の記事で目指しているビルドと異なるスタイルで遊んでいる人だとしても、もし10分以降に押されていると感じる場面が多いなら、序盤からほうれん草を組み込むことを優先してみてください。
ほうれん草は全ての武器の火力が10%アップするので、どれか1つの武器をちょっと強化するよりも圧倒的に高い総合火力を得ることができます。極めて優先度の高いアクセサリーです。
どのくらいの差が出るかをテストしてみたい場合には、ニンニク+ほうれん草を試してみると、その高性能さが分かるはずです。
Vampire Survivorsの敵の体力は、難易度上げ(カース)によってブレイクポイントを突破する絶妙な数値になっているようです。
例えば通常のニンニクは初期火力が5です。敵の体力が5なら接近するだけで即死させることができますが、難易度が上がると敵の体力が6になり、ニンニクでは即死させられません。
パッシブかアクセサリー現物でほうれん草(might、威力)を20%稼ぐことで、基礎火力5が20%増しされ、HP6の敵を即死させることが可能となり、序盤戦が圧倒的に楽になる、という具合に計算をします。
次。
死にます。
1分59秒。レベル13。
マップ南のスペルバインダーまでの距離はこのくらいです。
およそ半分くらい進んでいる感じです。
次。
(スクショ忘れましたが、ここでマナを取っています。)
マナを使った序盤戦では、できるだけ左右に動かず、宝石を固まった状態にすることを基本にします。これはキルゾーンを狭くすることとイコールです。動き回ると楽しいかもしれませんが、回収率は下がります。
塊を回収したら元のポジションに戻り、明らかに上側の宝石が少ないと判断したら下に向かうことを優先します。全部回収するよりも、マップ南にあるバインダーを取って1つ分の得をする方が優先されます。
また、適度に下に進んで行けば燭台から全回収オーブが出るので、自力で全部回収する必要はありません。
なお、体感値ですがバインダーに到達するまでに、たいていオーブは1回は出てきます。
なお、マナはレベルを上げても火力はそれほど上がりません。
1レベルを取ったら序盤戦では十分すぎる性能なので、他の武器とアクセサリーを優先していきます。
その後に余った分や、ツモが悪い時にマナを上げていけば、どうせ20分になる前には最大レベルになって勝手に進化します。25分以降の終盤戦で進化マナのスロー投射が役立ちますが、中盤戦ではあっても無くても同じです。スタートダッシュ専用の武器だと割り切っていきましょう。
また、ほうれん草による火力アップはレベル1のマナに対しても有効です。クールダウンも効いています。マナそのものをレベル上げする意味はほとんど無いんです。
その次。
赤銃、十字架、仮面。
迷わず赤銃。無いならリロール。
取るべきアクセサリーも無い場合の考え方。
武器枠が残り1つなので、二丁拳銃が進化した後のことも計算し始める時期です。
雷やネコが出たなら取っても良いでしょう。
雷はこの先で指輪を取る予定があります。指輪はレーザー銃とネコの数を増やすことができるからです。
ネコを取っても良いのですが、序盤で不慮のダメージを受けて肉を食いたい時にネコに先に取られてしまうことがあるのでリスキーです。
次。
赤銃、羽、コテ、青銃。
青銃でも悪くはないのですが、優先するべきは「実行性能のある武器を作ること」です。
すでに5レベルの赤と1レベルの青では、弾速も違います。青を上げてもそれより先に赤が到達しますから、赤を強化した方が役立ち度は上です。
次。
ハート、ムチ、聖水。
キャンセル、もしくは非表示化します。
どうしても聖水を使いたい人はどうぞ。
なお、聖水を終盤で役立つ状態にするためにはロウソク(エリア)とブレイサー(コテ)とオーブ(進化)が必須となります。
近日のアップデートで追加されたネコは、終盤戦で同等以上のストッピングパワーを発揮してくれるので、過去に激烈な強さを発揮していた聖水チャートを使っていた人は改める必要があるのではないか?と私は思います。
次。
青銃、ナイフ、ブレイサー、十字架。
下3つは論外なので、そのうち進化させるために青銃。
タワーマップの北側には7つ目か8つ目のアクセサリーとして獲得できるブレイサーがあるのですが、最終的にブレイサーの高速化が影響を及ぼす進化武器は少ないです。
なんとなく「8つ目も取った方が強い」と思うかもしれませんが不要です。
ブレイサーを得できる分、進化対象のナイフも取りたくなるかもしれませんが、ナイフはその他の武器を適切に組み合わせてあれば全く役に立ちません。だったらナイフ枠はネコにしたほうが、となります。将来的に進化ナイフの性能が変われば、もちろん扱いは変わるのでしょうが。(例えばDiablo3の仕組みのように、ナイフが刺さった敵は他の武器によるダメージが倍加するとか。単なるダメージ競争ではなく、組み合わせによる相乗効果というゲームデザインを採用してくれれば、ポストDiablo3となりうる、と思っています。)(ゲームデザインについては完全にトピック外なのでこれ以上言及しません。)
次。
2分過ぎ。レベル17。
そろそろ赤宝石も出やすくなってくる段階です。
赤宝石は単体としてランダムに出現するのではなく、青宝石が多くなってキャラクターオーバーしてくると「一定時間で」「桁違い」の扱いで1つにまとまる仕組みのようです。少なくとも中盤まではそのような挙動をしています。(死神攻略において、出てきた敵の全てを倒していくと2分48秒ジャストで1つの赤宝石が登場することが確認されています。)(また、赤宝石に「合体」する個数は画面内で上限決まっているようです。それも死神攻略で1個しか赤が生成されないことからも明らかです。)
終盤戦では敵単体からも出ます。
正確な情報はまだ出ていないようですし、ガチ勢の間でもそれほど重視されていない様子です。最高レベル狙いのプレイヤーにとっても序盤の赤宝石の生成は誤差でしかない、とみなされている様子です。
それほど考えすぎず「赤があったら優先して必ず拾う」とだけ覚えておけば良いでしょう。
タワーで重要なのは赤を待ってベスト経験値を取得することより、いち早く南のバインダーまで到達することと、カースを増やして13分以降の敵の数を最大化し、全て倒すことです。それに比べれば10分手前の出来事など誤差でしかありません。
次。
赤銃、聖書、指輪(弾数+)、ロウソク。
素晴らしすぎて悩ましいドロップです。
アクセサリーを増やしておきたいのでロウソク(エリア)、もしくはリング(弾数)。
現時点でのメイン火力はマナなので、弾数は必要ありません。聖書のために弾数リングを当てても良いかもしれませんが、マナのエリアを増やした方が安定するはずです。
弾数リングの恩恵は、二丁拳銃が進化したレーザー銃の8本に対し、弾数リングでレーザー+2本、パッシブのAmountで+1本。3本追加ですから37.5%の火力アップとなります。(状況によってはレーザーが増えずに8本のままに見えることもありますが、ちゃんと11本出ています。)
同様に進化オノ(鎌)に対しての効果も非常に大きいです。
また、ネコの数も増えます。ネコは25分以降の最終局面において絶大です。
聖書と聖水も+2個されますが、これはオマケ程度のようなもの。レーザー8本+1に対する+2と比べると、強化比率は非常に低いです。
また、進化聖書の回転が速すぎるので+2個されても2回目の判定が起きるまでの時間が合わず無意味じゃないか?という説もあります。(聖書は進化前後ともに1.7秒の間を開けないと、同じオブジェクトに対して命中判定が回復しません。)
次。
マナ、聖水、赤銃。
もうお分かりですね?
赤銃です。
次。
全回収オーブが出現。
3分14秒。
全回収は必ずしも「全て」ではないようで、あまりにも遠い宝石は消えているようにしか思えません。
それでも1レベルか2レベル相当は拾ってくれることと、戻る価値を消してくれるので気分が良いものです。
一気に数レベル上がる時に、あせっておかしなパワーアップを選択しないように気をつけましょう。
次。
赤銃、青銃、弾数リング。
そろそろ床置きバインダーも近いので、アクセサリーを増やしたい。
というわけでリングを選択。
次。
青銃、オノ、ハート。
オノはまだ弱すぎるので2レベルにしても無意味。ハートは使わない。
青銃を合体させて1枠あけることも考え始める時期ということもあり、青銃を選択。
なお、今回のビルドには入れていませんが、ハート(=ニンニク進化)と聖書を一緒に使うととてつもない防御力になります。パッシブが整っていない時や、工場クリアに初挑戦する時には本当に頼りになります。なお、ニンニクを使う際には「ほうれん草」で火力アップをお忘れなく。
次。
聖書、王冠、ネコ。
ネコを選択。
聖書のパワーアップも重要なのですが、残り1つの武器枠を埋めて確定してしまうことも重要です。6つ埋めてしまえば、レベル1の未取得武器は絶対にドロップしなくなります。
この「ドロップ封じ」の要素を理解しているかしていないかによって、ツモの確率が大きく変わってきます。
あとはアクセサリー2枠を埋めるだけです。
次。
マナ、ネコ、クローバー。
マナは最終局面の防御まで必要ないので、15分付近で必要とされる火力のためにネコを優先します。
次。
バインダー、ロウソク、仮面、聖書。
聖書を選択。進化に向かいます。
バインダーはもうすぐ床で拾えます。
ロウソクを取っても恩恵が少ないです。
仮面は使いません。
次。
ここまでの進度。
1分40秒の時点と5分39秒現在の位置を比較してみます。
ご覧の通り、1分40秒の時点からほとんど進んでいません。
理由は、とにかく序盤のレベルアップを最優先しているためです。
他の人のように動画をアップすれば良いのかもしれませんが、私のプレイ内容を見たら「こいつふざけてるのか?」と思うくらい動きません。
とにかく経験値取得を最優先しているので、動き回らずに全て倒した方が速いんです。
前進すれば後ろの敵を倒さないことになりますから、最高効率のためには動かないのが一番なんです。
動き回って忙しくすれば何かが起きているような気がするし、ドタバタ感が出て興奮度は高いです。が、目的は「その場の興奮度」ではないと思います。これってゲームに限ったことではないですね。
次。
ロウソク、聖書、ハート。
現時点ではアクセサリ埋めが最重要です。
ロウソクはもう持っています。
ハートもアクセサリですが今回のビルドでは使いません。
聖書はもうすぐ進化対象となります。聖書を選択。
次。
青銃、ほうれん草、オノ。
アクセサリのほうれん草はもう持っています。武器もレベルアップしてきているので、火力も十分です。武器は進化を目指す時期です。
オノは進化に遠いので、進化に最も近い上に、合体で1マス空白を作れる銃を選択。
次。
ロウソク、青銃、バインダー。
迷わず銃です。
なお、この先欲しいアクセサリは、
- 銃の進化のための「ティラミス」
- 難易度アップのための「スカル」
- (床置きゲットで7つ目。「スペルバインダー」)
です。
青銃もあと1つ出ればMAXなので、ティラミスが欲しい。
次。
クローバー、オーブ、鎧。
どのアクセサリーも要りません。キャンセルします。
次。
ほうれん草、聖書、ティラミス。
もうすぐ床置きバインダーにも近いので聖書の進化が頭をよぎりますが、間違わずにティラミスを選択。これで青銃が出れば合体です。が、最優先はアクセサリーの最後の1枠、スカルです。
いろいろ揃ってくると優先する順序を間違い、ビルドが崩壊してしまいます。
ゲームも過激な展開になってきて血圧上昇を煽って来ますが、とことん冷静に行きましょう。
1つの操作ミスで積み上げてきた時間がすべて無駄になってしまうので、たまに一時停止して「次に取るべき第1希望、第2希望は何かな?」と確認しながら進めましょう。慣れてくれば、いや、慣れてきたからこそ丁寧に構えるべき場面です。
次。
マナ、クールダウン、オーブ、ネコ。
ネコ、と言いたいところですが、ここは違った考え方をするべき場面です。
ネコを取っても次のドロップにまた出てきます。それではスカルを出す確率は同じです。
次のドロップでスカルが出る確率を少しでも上げるために、クールダウンの最後の1レベルを取って二度と出ない状態を作ります。
というわけでクールダウンを選択。
ここ数レベルで行った「武器を全て埋める」「アクセサリーの選択肢を消す」という選択を正しく行えるようになれば、ビルドを崩すことはまず無くなります。
武器の種類は23種、手元におけるのが6種。ツモが3個から4個、リロール・キャンセル回数6という絶妙な数になっているからこそのゲームバランスです。美しいですね。
(今後の無計画なアップデートでむやみに品種を増やされると、このバランスも崩壊してしまいますが。この「選択肢の数と所持できる枚数」はカードゲームや麻雀の面白さを担保する重要な要素なので、ゲーム制作をやっている人は必修な!)
(もしVampire Survivorsの武器が100種類になったら、とてもじゃないけど狙ったビルドなんて構築できなくなるし、そもそも1武器を進化させることすら困難になる、という意味です。)
(麻雀やポーカーで役がそろう確率の話。)
次。
スカル、黒ハート、ほうれん草。
やっと来たスカル。
これでアクセサリー6つが埋まったので、床置きバインダーを取るために南にダッシュします。
言うまでもなく、理想は「初手マナ、次にスカル」です。
リーダーズボードのプッシュアップを狙う時はそういうこともやりますが、今回の記事のための画像制作なので、意図的に崩れた初手からやっています。
次。
青銃MAX!
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以下、省略気味に。
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次。
オノ、ほうれん草、ロウソク。
ほうれん草を選択!
10分ボスから宝箱を出して、
銃を合体!
どんどん南に移動し、バインダーを発見。
とりまきの中ボス群も、これだけの火力があれば一瞬で倒せます。
バインダーに急ぐことを優先していると、中ボス群を倒すのに非常に時間がかかってしまうのを知っていたので、ずっと途中でレベルアップ最優先の「動かず稼ぎ」をしていた、ということです。
念願の7つ目アクセサリー、バインダーを獲得。
次。
オノ、ムチ、ルーン。
オノを選択。
適切な6つ目の武器を待つ。
雷か火杖が欲しい。
どちらも進化アクセサリーが揃っています。
雷は「広く低い火力」
火杖は「狭く高い火力」
プレイングの目的が中盤のレベル上げやキル数なのか、
終盤の乱戦を楽しむのかによって選択が変わります。
個人的には雷がオススメ。
なぜならこれだけ整ったビルドだと、終盤で火杖の火力が必要になることも無いからです。
次。
オノ、青杖、雷。
これで武器が再び6種になったので、ビルド完了です。
あとは何も考えずに出たものを取っていくだけです。
今回のプレイではここまでの到達時間が12分。
タワーでは13分~15分59秒までの区間がクソほど稼げるので、どんな順番で取ってもキル数やレベル数は誤差になります。
スカルをちゃんと上げておくとこういう密度になる。あへ。
■今回の30分プレイ結果
ゴールド9440、レベル171、キル150138。
記事書きながら、序盤クソツモでもどの部門でもトップ50位ちょいには入るくらいなので上出来ではないでしょうか。(当時比)
vsleaderboard.azurewebsites.net
■ツモとリセマラの境界
クソ丁寧に解説してきたように、Vampire Survivorsは運任せのゲームではありません。
初期にビルド完成図を計画し、そこに向かって一直線に進んでいくゲームです。
ここに書いた以上の理想を目指すならリセマラしかありません。
リーダーズボード上位に入ることとはリセマラでしかなく、それが面白くないからこんな記事を書いています。
なお、試行回数しか遊び方が無いゲームには飽きているので、死神はいまだに倒していません。あんなの運ですよ。クレリック使って待つだけとかゲームとして耐えられません。10回くらいやったけど倒せる見込みが無いのでやめました。
・蘇生バグ
死亡時にメニューを連打しているとバグります。
死亡画面のまま攻撃し続けることができますが、得られるものは何もありません。
録画してみた。
上動画に記録した範囲では36分までやっています。
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画面サイズを変えるとキャラクターオーバー上限が変わることを確認できた。
299分でこうなんだけど、
300分越え。画面サイズを変えるとスッキリしてしまう。倒したわけではない。
一晩放置して602分まで行っています。
火力と死神の体力の算出方法的にはそろそろ倒せていても良いころでしたが、倒せていなかったので停止しました。
なお、リーダーズボードでは却下されています。
■最後に
以上をもってVampire Survivorsのプレイをやめます。
パワーアップの時に待たされる時間が完全に撤廃されたらまたやるかもしれません。あと、明らかに著作権違反のぶっこ抜きアセットを使うのをやめて、完全に健全なコンテンツになることを祈っています。
ことの終わりにこうやって徹底的にまとめ記事を作るのは楽しいですよ!