Cubase小技。サンプラートラックのボリューム制御をMIDIから行う方法。
(2021年2月20日更新)
■まーたMeldaの話してる
こうなる。
左のMIDI CCで右上のサンプラトラックの音量メーターが変わっていることをご確認ください。
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サンプラトラックにインサートされたMEQualizerのアウトプットゲインに対し、MIDIトラックからMIDIセンド。MIDIトラックでノート演奏しつつ、 CC7(Volume)でサンプラートラックの音量を変更しています。
ここまで読んで「何を言ってるんだこいつ?」と、理解できなかった人は、実験用のプロジェクトを作って練習してみることをおすすめします。
・応用
他のプラグインに繋げば、ピッチシフトやグリッチなどもMIDIで動かせるようになります。
エンベロープをいじれるエフェクタにつなげれば、サンプラートラックに依存せず、事由にエンベロープも変更できるようになります。
もちろん単純に音量を変えたいだけならベロシティを変えれば良いだけなのですが、サステインの音量を扱いやすくなりますし、他のMIDIトラックからの流用も容易になるメリットがあります。
過去記事で「インストゥルメントトラックは機能が少ない」という指摘をしていますが、サンプラトラックも同様です。
サンプラー部に対して直接MIDI制御を行うことができないので、別のMIDIトラックを制御用に使っている、ということです。
「何言ってんだこいつ?」と思う人もいるかもしれませんが、全てのMIDI演奏トラックで共通した操作が行える上に、いちいちオートメを使わなくても済むのは大きなメリットです。
いうまでもなく、MIDI Learnにしっかり対応しているプラグインでしか実装できません。要するにMeldaです。
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