(近況)仕事は滞りなく執行いたします。
(2021年11月14日)(母行年74歳)
■気持ちの整理をしたいのでブログを書く
心身が疲れているので今日は何もしない日にした。
■インテリ母の終活と緻密な遺言
先週のある日、風呂で倒れて救急車で入院。数日後に亡くなりました。
母は幼い頃から聡明で、全てにおいて完璧な準備をする人でした。それは健康なうちから準備した完璧な「終活」をもって完成しました。
入院用の準備、葬式場などの指定、遺影の写真サイズや葬式の形式の指定など、完璧と言えるレベルの準備は親類を驚かせました。叔母曰く、「さすが姉ちゃん」。
ただ、遺影の写真は若作りしすぎだったので、法事のたびにみんなで笑ってやろうと思います。そういうネタ仕込みも含めて完璧な終活だったわけです。
蛇足を付け加えるなら、亡くなった朝は非常に美しい日の出。葬儀が終わって秋の夕日の中を西向きの道路で帰宅するまで良い天候でした。
・泣いた
そんな生真面目な母の性格を受け継いだ俺が声を上げて泣きました。母のことでこんなに泣けるとは思ってもいませんでした。
・今後の生活
母が組み立てた「我が家の仕組み」はやや殺風景ですが、非常に機能的で美しいものです。「きっと母ならこうする」と思いを巡らして生活していく予定です。
■気分転換にお付き合いしてほしいです。
葬式で会った人たちからは「がんばりすぎないのがコツ。」と教わりました。
母が今の私と同年齢の頃に登山をやっていたように、一歩一歩を確実に積み重ねていきます。気分転換は必須です。
仕事は滞りなく執行いたしますので、今後も変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。次の曲が始まるのです。