(時事、宣伝)ショパンコンクール2021が開催中です。ファイナリスト12人には日本人2名を含む東洋人6名が進出。本選は明日10月19日~21日。
せっかくなので便乗して拙編曲を宣伝する記事。
(2021年10月18日)
■ユーフォニアム・チューバ四重奏でショパンを演奏してみよう!
『ピアノ名曲をユーフォニアム・チューバ四重奏で』シリーズの楽譜はASKS WINDSから販売中です。
ショパンコンクールでも頻繁に登場する曲を含む、全12曲のシリーズです。
(Youtube再生リスト)
紹介記事、製作記リンク集はこちら。
eki-docomokirai.hatenablog.com
まー正直なところ売れ行きは芳しくないのですが、決して錆びつかない名曲揃いなので、私が死んだ後も演奏してくれる人たちがいたら良いなと思って編曲しています。
■決勝は2021年10月18日~20日
過去の入賞者はウィキペディアにも記録されていて、東洋系人の進出がめざましいです。
今回も決勝12人の中になんと東洋系人6人。うち2人が日本人です。
決勝本選のネットライブは日本時間で明日夜から。(たぶん録画でも後で見られます。)
■DTM的に見るショパンコンクール
決勝本選はオーケストラ伴奏によるコンチェルト。
ソロピアノと伴奏オーケストラのバランス、ホール音響がどうなっているのか、ミックスの観点から見てみると勉強になるはずです。
例年はマイクは宙吊り1本だけ。(たぶん今年も同じはず。訂正。ステージ上にもそれなりの数のマイクを立てていました。)多数のマイキングで作為的なミックスをしない、ナチュラルな音を体験できるはずです。
また、よくあるDTM音源の強い音での演奏ばかりのピアノではなく、弱奏から強奏までフルレンジで鮮やかに演奏する様子も観察できます。
このコンクールのネット配信は非常に良い音、良いマルチカメラワークでクオリティが高いです。
演奏内容も普通のリサイタル等と違い、命懸けのコンクール演奏なので、これ以上無いレベルの演奏を堪能できます。
なんかヒマだし、自分の曲を作る気分でもないなぁ~と思っている人はぜひ鑑賞してみてください。
・楽譜のダウンロード
興味のある人は楽譜を見ながら演奏を聞いてみましょう。
ショパンの楽曲はすべて著作権切れなのでIMSLPで無料ダウンロードできます。
下はピアノ協奏曲第1番のリンクです。
その他の曲もリンクをたどるだけで楽譜を入手できます。
正確な曲名、作品番号が分からない場合には、まず日本語版ウィキペディアを見て、そこにある英語記事リンクで英語表記を確認。その名前で検索すればOKです。
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■コンクール結果
反田氏2位。小林氏4位。
その他順位。
【速報】ショパンコンクール2021、反田恭平氏は2位、小林愛実氏は4位! <最終審査結果>│TabiMatch たびまっち
1位: ブルース・リウ (カナダ)
2位: 反田恭平 (日本), アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア・スロベニア)
3位: マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
4位: 小林愛実 (日本),ヤクブ・クシュリク (ポーランド)
5位: レオノラ・アルメリーニ (イタリア)
6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カナダ)
名前で分かるとおり、東洋系が圧倒的な好成績となりました。