eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

Cubase備忘録、オーディオのタイミング修正

Cubase備忘録。ヒットポイントの編集。一箇所だけのタイミング修正をやるための準備について。当たり前のことしか書いていない記事です。

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(2020年11月7日)(2023年2月20日更新)

 

■雑な手順説明

1、サンプルエディタを開く

2、インスペクタを開く

3、ヒットポイント、スレショ設定

4、Ctrl+Aで全選択して、「ワープタブを作成」

5、タブAudio Warpで「フリーワープ」オン

5、あとは編集。

以上4行で分からない人は以下の解説をどうぞ。

 

 

■丁寧な手順説明

1、オーディオをダブルクリックし、サンプルエディターを開く。

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2、左の「インスペクタ」を開く。(赤、四角)

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出ていない場合には、画面上部のボタンから開く。

(赤マル)(ボタン順序は個人の環境による。)

ボタンが無い場合は、上空白を右クリックしてね(下、赤四角)(説明は割愛)

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3、「ヒットポイント」でスレッショルドレベルを操作。波形に適度に合わせる。

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4、全選択して「ヒットポイント」タブ内の「ワープタブを作成」を押す。

念のために全選択する。

そうしないと一箇所のヒットポイントだけの作成になってしまう。

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(タブ「Audio Warp」がオレンジ色になる)

 

5、タブ「Audio Warp」で「フリーワープ」をオンにする。

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6、波形のタイミングを編集する。

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これでヒットポント間の編集だけをピンポイントで行えます。

 

もし一箇所だけのヒットポイントしか作られない場合は、Ctrl+Aで全選択してやりなおし。

 

■うまくいかないんだけど?

1、全選択を忘れている。

 

2A、そもそも波形がヒットポイント抽出に適した状態になっていない

2B、先にコンプしてからオーディオを作り直す。

2C、そもそもヒットポイントが不明瞭な楽器。レッツ根性

 

■メリット

こういう準備をしないと、後ろがすべてズレてしまう。

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プロ作家でも、時間にモノを言わせてゴリ押しする人も多いらしい。たまに「あの操作ってどうやるんだっけ?」とヘルプを頼まれるので、記事にしておきました。

 

■タイミング補正作業のコツ

1、縦線と波形の見た目にとらわれるな

2、編集に夢中になるな

3、少し作業したら、かなり手前から聞き直せ

4、一気に1パートやりきること

 

他、タイミング補正については言いたいことが死ぬほどあるけど全て略。

以上おしまい!

 

■検索単語置き場

タイミング補正、タイミング調整

ヒットポイント修正、ヒットポイント補正

グルーヴ修正、グルーブ修正

グルーヴ補正、グルーブ補正

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