Cubase備忘録。CC送信データのリアルタイム編集の話。
結論を先に書くと、「Halion内部のQCでやるべき」。他の音源のことも考えると、脳筋でMIDI CCを手打ちするのが一番スマート。
※いわゆる付属の、無料のHalion Sonic SE系の話ではありません。
(2020年9月29日)
■MIDI CCのデータを非破壊で出力数値のみ変更したい
MIDI CCを制御しようとして、各種MIDIエフェクトを使ってもまず上手くいかない。
唯一、CC数値を万能に変更できるのはMIDIインサートエフェクトのTransofrmerだけど、微調整が事実上不可能。これは現実的な実装ではない。
「一定以上以下の上端下端を使わない」という程度ならこれで良いんだけど、比率設定を自由に行うことはできない。
・Halion内部でQCを使うのが正解(のはず)
Halion内部のクイックコントロール(QC)にMIDI CCをアサインし、そのカーブを制御した方がスマート。アサイン手順についてはここでは省略する。
右上のカーブで演奏を聞きながら微調整ができる、という音楽的な実装できる。
が、Halion内部でどのCCがアサインされるかを手作業で変更することはできない。MIDI Learnをやり直す必要がある。
また、MIDI Learnはトラックプリセット等には反映されないことがある。バグか?仕様か?とにかく使いまわしを前提とする際には覚悟の上でどーぞ。
何度も言いますが、※付属・無料のHalion Sonic SE系の話ではありません。
・MIDIデータを丁寧に作った方が速い
CCレーンでハンドルを使った編集をして丁寧にやった方が圧倒的に速いし、きっちり作れる。