ナッジ編集(微調整)が効かなくなる理由は、ツール1の状態による。
(2020年6月19日更新)
■概要
この記事では細かい説明は全て割愛します。
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Cubase9.5系と、それ以前のバージョンで同じ症状、同じ解決方法を確認済みです。
Cubase10以降のバージョンでのテスト報告をお願いします。
この記事に付け足します。
たぶん同じだと思うけど、10.5から選択カーソルの仕様が刷新されたので、もしかしたら変わってるかも?と期待してる。
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・症状と解決法
キーエディタでナッジ編集(微調整)ができなくなる。
ツール1の状態が、
通常モード「内容を固定してサイズ変更」はナッジ可能。
タイムストレッチのモードだと不可能。
不可能になるナッジは「開始位置の移動」と「終了位置の移動」。
オブジェクト全体の移動は常に可能です。
ナッジを使う時にはツール1のモードを確認しましょう。
・ツール1の状態が悪い時に、別のツールにすれば可能か?
ダメです。
鉛筆ツール等にしても、ツール1の状態に支配されます。
つまりマクロでも絶対に回避できません。
あらゆるツールの組み合わせを総当りテストしたけど、ダメです。
とにかくツール1の状態が全てを支配しています。
マクロ「悪い状態→ツール2→ナッジ」では、ツール1の状態が悪いままなのでNG。
マクロ「ツール1→ナッジ」だと、「良←→悪」が1回おきに切り替わるのでNG。
・「内容を固定してサイズ変更」を強制的にできるか?
現時点ではできません。
今後の改善に期待、していません。
■ワークスペースで回避できる
ワークスペースはツール1の状態も記録しています。
「内容を固定してサイズ変更」の状態でワークスペースを登録しておけばナッジに不具合があった時にワークスペース呼び出しでナッジ編集が可能になります。
しかし、表示座標(時間)位置もワークスペースに登録した位置に戻ってしまうので、実用性は全くありません。復旧したい時のみ使えます。
・ワークスペース登録時に「ストレッチ」になっていると困る
逆に言えば、ワークスペースを不正な状態で登録してしまうと、毎回ツール1を変更しなければならない状態に陥ります。
ワークスペース登録時にはちょっと確認しましょう。
プロジェクトテンプレートも同様です。
■プロジェクトウィンドウ(メイン画面)での可否
プロジェクトウィンドウではツール1に「内容を移動してサイズ変更」というモードがある。
このモードは全てのナッジが常時可能。
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■Cubase10以降ではどうか?
Cubase10以降のバージョンでのテスト報告をお願いします。
この記事に付け足します。