Twitter談義ついでにブログ記事にしておきます。
Cubaseで大量のMIDIトラックを使う際、「フォルダに入れて一括表示すれば良いんじゃね?」というのは安直で、実は思った通りの挙動をしてくれないよ、という愚痴。
■設定は?
環境設定で
するとフォルダ内のリージョンを一括管理できるんだけど、
それぞれのフォルダ毎にエディタが開いてしまうので「そうじゃねーんだよなー」となる。
個人的に理想なのは、フォルダから開いても単一エディタにどんどん追加されて欲しいよ、という愚痴。
もちろん特定の編集においては複数エディタを開く方が有利なんだけど、それはあくまでも例外的な編集だよねと思う。
・仮にそうだとしても気に入らない点
単一エディタで開いていても、リージョンを選択する順序によってエディタ内での上下関係が崩れる。これは本当に気に入らない。
「選択した順序に従う」と「プロジェクトでの順序」「なにがしかの昇順・降順」を常に選択できるようにしてほしい。
この点はワークスペース使用時にも崩れるので、本当にどうにかして欲しい。
・「Cubaseカスタマイズの教科書」に書いてないんだけど?
あの本はあくまでも環境つくりのための資料本であって、実際に曲を作っていくワークフローや音楽理論、芸術論などについては意図的に触れていません。そういう本は現在執筆中です。
そもそも作るジャンルによってCubaseの使われ方は違うし、同じジャンルでも使うプラグインによって作業手順は大きく異なります。だから書かないことにしたんです。
・道具が望む使われ方
道具にはその道具が求める「使われ方」があるので、望む使い方ができないからダメな道具なわけではないです。
絵画において太い平筆を横に動かして細い面相筆の役目を果たそうとしてもダメだよ、と学生時代に説教されたことがあるのを思い出す。チェーンソーでは散髪はできない。