Cubaseの譲渡方法と注意点について。
間違い情報かもしれませんが書いておきます。
現在はこの方法が有効かどうかは不明です。テストしていません。
実際に譲渡を行う人は十分に注意して、確実な譲渡作業を行ってください。必ず。
よく調べてから確実な譲渡をしてください。
ハンパな状態で譲渡されていると、トラブル時に起動できなくなります。
■オフィシャルのQ&A
【MySteinberg】MySteinbergアカウントに登録されているUSB-eLicenserを削除する手順を教えてください。 - ヤマハ
Cubaseの使用権利=e-Licenser(USBドングル)の現物所有です。
あなたがお友達にドングルさえ渡せば、お友達がCubaseを起動できます。
これは不完全な譲渡です。
起動できるだけで、トラブル対処ができません。
■USBドングル(物理)、ライセンス(シリアル)、ログイン(メールとパスワード)
Cubaseを使用するために必要なもの
- ソフト(オフィシャルでDLできる)(起動には使用権利が必要)
- e-Licenser(USBドングル、物理的に所有)
- MySteinbergアカウント情報(管理に必須)
- →ログインのためのメールとパスワード
ライセンス情報はMySteinbergに紐づけされています。
ドングルだけを持っていても、トラブル時にMySteinbergにログインできないので、トラブル解消ができません。
つまり、
メーカーサポート側から見れば、
「同じ所有者が新PCを購入して起動テストしている状況」にしか見えないということです。
譲渡ではなく、別PCに移動しただけということです。
実際にありうるのは下のような状況です。
夏休みにあなたが青森の田舎のお友達の家に泊まりに行った時に、あなたのアカウント情報で起動している状況です。その時にドングルを置いたまま東京の下宿先に帰ってしまった状態です。
もしくは、
隣の部屋にいる弟のPCで試しに起動してみた、とイメージすれば分かるはずです。
・アカウントにログインして行うべきことがある
ライセンス譲渡時には、ドングルを手放した人がやるべきことは、
「あなたがMyStainbergへのログイン情報を削除し、譲渡先のお友達がMySteinbergにログインできることを確認する」という最後の確認です。
こうすることで
- あなたはログインできない
- お友達だけがログインできる
という状況になるので、ライセンスがお友達の所有物になります。
これをやらないと、お友達はトラブル時にMySteinbergの提供するサービスを一切使用できません。
譲渡に必要なのはソフトとドングルを渡すことではなく、ログイン情報です。
ソフトにもドングルにも価値はありません。本当に必要なのはアカウントです。
Cubaseの購入とはアカウントに紐づけできる使用権利です。
Cubaseの購入とは、DVDでUSBドングルでもありません。
逆に言えば、
ドングル(とインストール用DVDやzip)のみを貸して、一時的にレンタルすることが可能だということです。
レンタル期間を終えて、取り戻したい時には、MySteinbergで「このアカウントとの切断」をすれば、お友達側ではCubaseを起動できなくなります。
・注意が必要な状況
中古のCubaseを売ってもらう時、オーディオ機材にバンドルされているCubaseのみを売ってもらう時には注意が必要です。
USBドングルのみを売ってもらう時には注意が必要です。
シリアルのみを売ってもらう時には注意が必要です。
アカウント情報を修正しないと、元の所有者はいつでも起動権利を剥奪できます。
■その他、類似するQ&A
確実に行うために、オフィシャルと連絡をとり、再確認をするべきです。
----------
繰り返しお断りしておきますが、私はオフィシャルサポートではありません。
本当に正しい情報が欲しいなら、サポートに連絡して、確実な譲渡手順を行ってください。