Diablo2のための設定についての記事です。
Diablo2は大変古いゲームなので、windows7で起動すると様々な不具合があります。これを打開するための方法として、Glide-to-OpenGLを使って強引に再描画する方法が知られています。
そこからさらに一歩踏み込んだ環境設定について、備忘録を兼ねて記しておきます。
■Grideの入手、導入と設定
導入方法などについてはこの記事では割愛します。「Diablo2 Glide」などで検索してみてください。
気が向いたらそのうちこの記事を加筆編集します。かもしれません。
■Gride通常使用でできないこと
本来のDiablo2の挙動は、各種ウィンドウを開いてもカーソル位置が相対的に保たれます。
しかし、Grideを通常使用しているだけではカーソル位置がずれてしまいます。
■ウィンドウサイズ変更ツール「蜃気楼」を使う
数種類のウィンドウサイズ変更ツールを試した結果、これが最も安定していると判断しました。
ただし、強引な再描画を行うため、タイトルバーがおかしな表示になります。
下画像の赤枠を参照。
1,Glide設定
Setting>Static Sizeを「no」にしておく。
以降、Glideに触る必要は無い。
2,Diablo2を起動。
3,蜃気楼を起動。
適度に設定をする。
設定は保存できるので、次回からは左上「三」アイコンで設定を呼び出せば良い。
ひと手間かかるが、操作感は快適になる。これが本来のDiablo2の姿だ。
とは言え、Glide経由していることによるラグは回避できない。
本来のDiablo2はとてつもなく快適なプレイ環境のはずなのですが、今のOSに完全に適合できていません。
Glide経由しなくても遊べる、本来の快適なDiablo2がリマスター版として望まれる理由はこういうところです。
画質改善は割りとどうでもいい。
・成功例
下画像はカーソル位置を維持できている状態です。
インベントリ(持ち物)を表示してもカーソルが同じ維持に保たれています。
これで走りながらインベントリ等をチェックしても大丈夫になります。
■謝辞
さらに設定を煮詰めたい人はがんばってください。
情報提供に感謝します!