高い方のViennaを使っている人には関係ない話です。安い方のViennaの話です。
先日のアップデートでクライアント名がVienna Ensemble Serviceとなり、バージョン数が6.0.16777になり、外部プラグインが使用できるようになりました。
■プラグインが使用可能になった
最大の変更要素は外部プラグインを使えるようになったことでしょう。
他、GUIの改善、高解像度ディスプレイ対応などが追加されています。
・プラグインフォルダの追加
ただし、初期状態だと一部のプラグインを読み込んでくれないので、手動でプラグインフォルダを指定してあげる必要があります。
メニュー>Options>Preferences を開く。
下にあるVST Setting を押す。
Add Folderを押し、
C:\Program Files\VSTPlugInsを追加する。
Rescan Allを押す。
下の画像のようにフォルダが追加されていればOKです。
これでWaves等も追加されます。下画像参照。
必要に応じて、その他のフォルダもAdd Folder、Rescan Allしてください。
当たり前と言えば当たり前ですが、DAWに紐付けされているプラグインの一部は登録できません。
■GUI チャンネル表示が見やすくなった
左のチャンネル一覧が3段階に狭く表示できるようになりました。
また、フォントが大きく見やすいものに変更されています。
表示モードは左下のアイコン部分、一番右のスイッチで3段階のトグルです。
難点として、縮小時の限界サイズが少し縦に広くなっています。
縦横に一番小さくしたサイズは下のようになります。
外部プラグインを使えるようになったので、テンプレートをより洗練されたものにすることができるでしょう。
■重くなったかもしれない
負荷などについてはまだ詳しくチェックしていません。
問題になるポイントがあったら続報を書きます。