eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

Cubase9への移行作業(1)Aero対策編

遅ればせながらようやくCubase6.0.7からCubase9にしました。というか、未だにWindows7です。古くて安定した環境が好きなんです。

本当は9.5が来てからにしようとも思っていたのですが、気分転換を兼ねての環境整備作業です。

この記事はWindowsの設定についての記事です。Cubaseそのものの設定については一切書いていません!

 

■Cubase9はWindowsのAero機能を要求する

で、私のような古い人間がAeroにすると、いろいろと不便さを感じます。

Cubaseの設定以前に、Aeroの基本的な挙動が気に入らないので修正しておきたいわけです。


■クラシックUI→Aeroによる変更点をチェック

OSを使いやすい状態にしないと、Cubaseに触るどころではありません。

Aeroの初期状態では動作が遅いので、キビキビ動くように変更します。

アレンジ用のフリファレンス曲をヘビロテしつつ、設定を改善していきます。



まずはシステム設定を変更します。

場所は、「システムのプロパティ>詳細設定>パフォーマンス>詳細」

ここでいろいろな設定ができるのですが、以下の3項目をオフにすると、

Aeroが停止してしまい、Cubase9が落ちます

 

また、これらの項目を「適用」すると、表示モード変更のためにOSが数十秒停止します

非常にわずらわしく、やる気がなります。二度とやりたくないから全項目のチェックをします。

 

結果、以下の3点は必ずオン。触るな。

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これら3項目に触らないで、他の項目を任意に最適化しましょう。

 

 

念のためプロパティまでの経路を書いておきます。

 

1,コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」を押す

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2,「システム」を押す。

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3,左メニューを見て、「システムの詳細設定」を押す

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4,「システムのプロパティ」が立ち上がるので、

上部のタブを見て、「詳細設定」を押す。

下のパフォーマンス項目にある「設定」を押す。

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5,パフォーマンスオプションが開くので、f:id:eki_docomokirai:20171026092118p:plain

 

以下の3点は必ずオン。

他はお好きに。

 

個人的には緑で囲った2つはオン。

  • ☑ ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する
  • マウスポインターの下に影を表示する

あー、スクショ忘れた。

「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」もオンで良いかも。

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■困ったこと

上の項目をオンにするということは、エクセル等のオフィスアプリでのアニメーションも有効になってしまうということ。

Cubaseを起動しつつオフィスアプリ作業をする時には、あのヌルヌルアニメーション表示を受け入れなければならないということです。

これをどうにかできたらなぁ、と思います。今後の課題です。

  • Cubase9を起動できる状態(Aeroは必須)
  • エクセルでアニメーションさせたくない(アニメーションをオフにしたい)

多分無理なんじゃないかと思いますが、意外な方法で対処できるのかもしれません。

 

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■タスクバーのプレビュー(ライブサムネイル)を殺す

タスクバーにマウスが行った時、アプリケーションやフォルダを縮小版で表示するファッキン機能。

これを殺す。

 

レジストリを書き換える必要がある(フリーツールあり)

ハゲでも使えるWindows:Windows7のタスクバー周りのチューン

http://menushowdelay.blog.fc2.com/?no=1850

という方法があるのだけれど、手動で書き換えるのは面倒なので、ツールを探してきた。

 

幾つか試し、Taskbar Tweekerというツールが一番使い勝手が良いという結論に至る。

http://rammichael.com/7-taskbar-tweaker(サイト、英語)

Download、7tt_setup.exe(直DL)

(もう1つ良いツールがあったので、下で紹介します。)

 

インストールするだけで日本語に自動対応。変なツールをねじこまない。えらい。

 

下の項目「マウスカーソルを重ねた時の動作」を「表示なし」にするだけ。他項目は任意にどうぞ。

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これでタスクバーにマウスが重なっても、不要な表示が出なくなりました。

 

その他のツールにあった機能では、サムネイルを一瞬で表示、サムネイルのサイズを変更(ゼロサイズ可)などがありました。もしそうした機能をお望みであれば、「ライブサムネイル ツール」などで検索してみると良いでしょう。あなたに合ったものが見つかると良いですね。

 

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■Aeroのタイトルバーのしましまを殺す

Winaero Tweakerを使う。

Downloads / Software / Winaero Tweaker

英語のみ、編集項目が異常に多いので、ちょっと上級者向けだと思ってください。

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これでしましまが消える。

その他、Aero表示のいろいろな項目を変更できる。項目によってはOS再起動が必要。OSの設定項目もいろいろ変更できる。

タスクバーのサムネイルのサイズも変更できるので、上で紹介したTaskbar Tweekerを使わず、すべてこちらのWinaero Tweakerで管理しても良いかもね。

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このWinaero Tweakerは、XP時代以前に愛された「窓の手」に相当するものだと考えても差し支えないでしょう。windows7以降では「Classic Shell」などですね。

 

過去にあった同種のOSチューンツールと比べて優れている点は、左上にある検索機能でしょう。それっぽい単語を入れると、それっぽい項目の候補を挙げてくれます。

こういう機能はあらゆるツールに備わるべきだよなぁ、と昔から思っています。

たとえば、操作項目が非常に多いCubaseなどのDAWも、それっぽい単語を検索したら「もしかしれコレをやりたいの?」という候補を挙げてくれれば、もっと多くの人がスムーズに扱えるようになるはずなんです。そうすれば私のようなオペツールのレッスン屋が死ぬので世界平和に一歩近づくはずです。

 

・Aero設定をいじりすぎるデメリット

いくつかのツールが正しく動作しなくなりました。

設定変更したから当たり前ですね。

SnapCrab、スクリーンショット用のツール(Aero表示に最適化されているもの)

などが正しく動作しなくなりました。

 

OSの各種表示などの設定を変更したらこういうことが起きるのは当然です。

普通のツールを普通に使いたいなら、おかしな変更に手出しをせず、OSが提供する環境を受け入れるべきです。

 

 

■スライドショー(壁紙)のフェード時間を変更

Aero無しだとスライドショーは一瞬で切り替わりでした。

Aeroにするとややゆっくりのクロスフェードで壁紙が変わります。

これの速度の変更は上のツールには含まれていなかったのでレジストリを書く。

regeditを起動し、(regeditが何なのか分からない人は触るな、と思っているのでここは説明しない。)

場所はHKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Personalization\Desktop Slideshowに
DWORD(32bit)

新規、AnimationDurationと命名、値を0に指定。(10進数に指定した後で300にするのが正しい。スクショのミスです。)。

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以前から0だとパッと変わりすぎてびっくりすることがあったので、300(millisecond)にしておいた。お好みでどーぞ。

デフォルトの速さだと遅くて、目を持って行かれるんですよ。

 

 

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Google Chromeの再調整

Cubase9の諸設定を進めるにあたり、ブラウザを使って諸情報の収集や管理が必須です。

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Aero有効化によって、ブラウザなど各種基本ツールの設定が変更されてしまう場合があります。

今回の私の環境では、Google Chromeブラウザの諸設定が変更されてしまっています。

パッと気になった部分は、スクロールとフォント表示が以前と変わってしまったことです。

これらを個別に再設定する必要があります。

 

ここでは、

chrome://flags/

という特殊な設定モードを使います。余計な箇所を変更しないでください。

もし変更しておかしなことになったら、「chrome://flags/」の画面の右最上部にある「すべてデフォルトに戻す」で多分元の状態になります。そこから再設定をトライしてください。

 

 

Chromeのスクロールがぬるぬるで遅くなってしまった!

ぬるぬるのスクロールは遅くて嫌いです。

 

ブラウザ(Chrome)のアドレスバーに「chrome://flags/」を入力し、詳細設定を行います。

検索(Ctrl+F)で「Scroll」を検索。

「Smooth Scrolling Windows,Linux,Chrome OS,Android」を「Disable」にし、スムーススクロールを殺します。

場所を見つけられない時のための参考になると思い、スクロールバーが見えるスクショにしておきました。

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備考:

Chromeのバージョンによっては日本語で表示されているかもしれません。「スクロール」などで検索してみても良いでしょう。

chromeの詳細設定モードは時々仕様が変わるので、これについての情報をネット検索する時には、そのサイトが何年何月に書かれた情報なのかをチェックすることをおすすめします。

今回この件について調べている際にも、「『スクロール』で日本語検索する」と指示されているサイトもありました。

 

Chromeのフォント表示がカクカクになってしまった!

失念:おかしくなってしまったフォント状態のスクショを忘れてしまいました。

 

同様に、ブラウザ(Chrome)のアドレスバーに「chrome://flags/」を入力し、詳細設定を行います。

検索(Ctrl+F)で「browser」を検索。

「UI Layout for the browser's top chrome Mac,Windows,Linux,Chrome OS」を「Normal」にし、フォント表示をハイブリッド化します。

場所を見つけられない時のための参考になると思い、スクロールバーが見えるスクショにしておきました。

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 これでフォントが滑らかになります。

 

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■そもそもの話

かなり時代遅れな記事ですねこれ。

windows7にした時に、「Aeroとか要らないです。はい。」と思って、いの一番に殺した機能がAeroでした。クラシックテーマ表示にし、Windows XPと同等の状態を構築するところからwindows7を使い始めたので、今になってこういう苦労をしています。

時代の流れに逆らわず、新しいOSの機能をそのまま受け入れる姿勢も大事だと思います。

 

と言いつつ、私はできるだけ自分好みの状態にカスタマイズしたくなってしまうタイプの人間です。

自分で苦労を生み出し、自分で解決するというマッチポンプ状態であることは認めざるを得ません。

 

が、私がコンピュータを使う目的のほとんどは音楽制作のためなので、そのために最適化された状態を維持したい、というわけです。

 

■復元ポイント(OS)

OSを再起動し、いい感じに再現できているか確認。

OSの機能で復元ポイントを作っておく。

やり方はこちら↓

https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=012495

コンパネ>システム>(左)システムの保護>

(タブ)システムの保護>(右下)作成>(命名)(待機)

 

■この後の作業(Cubase9の最適化)

Cubase9に移行できる準備として、色々やらなければいけません。

 

などなど。

 

Cubaseの操作・カスタマイズについて電子書籍で書いて売ろうかな、と考えているので、気が向いたら9用の資料も作りつつ、のんびりとカスタマイズを進めていきます。

急ぎの仕事が来たら古いCubaseで仕上げれば良いので、しばらくはCubase9をメインにすることは無いです。たぶん。実務で使わず、使い慣れてもいないのに本を書くほどの商売っ気はありません。先日リリースして大変好評の『Electri6ityの教科書』くらいのニッチを満たすクオリティにします。

 

eki-docomokirai.hatenablog.com

あれ、ということは俺がCubaseの本を書いた頃にはもう9は古くなってるということになるのか?あれ?

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