eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

エレピの100%オートパンはNGにしてほしい

不確かな医療情報を含みます。

特定の音に対して不快感を感じる症状についてのお話です。

雑記カテゴリ。

■とても苦手な音がある

極めて個人的な音楽嗜好というか、生理的に嫌悪する音があります。

それはパンが左右100%近い広さで演奏された音です。

特に嫌悪感が顕著に引き起こされるのがオートパンやランダムパンです。

 

エレクトリックピアノ(CPやウーリッツァーなど)にオートパンが掛けられた音や、複数のエレキギターが100%左右に振られている音が非常に苦手だ、ということです。

 

ギターを複数使ったポピュラー曲のイントロなどで100%振りが使われていると、ほぼ例外なく「うわ、これは無いわ」と生理的に感じてしまいます。

エレピの音が100%近い幅でオートパンされていると「やめてくれ」と生理的に拒絶します。

 

あくまでも個人的な趣味趣向の話なのですが、そういう音に対する嫌悪感は尋常じゃないレベルなんです。具体的にはめまいや全身の不快感、吐き気などが起きます。しかし、どれも本格的な治療が必要なレベルのものではなく、瞬間的なものです。

また、当然のことですがそうした症状が起きるのはヘッドホン(イヤホン)を使っている時です。スピーカーだと100%にパン振りされても左右の耳に交互に音が動くことは無いですから当然ですね。

 

■癲癇の一種なのか?

ふとしたことから癲癇(てんかん)について調べてみたら、特定の音に対して発症する癲癇症状があるようです

 

23.反射てんかん、その5.音楽てんかんについて(2005年2月号) | てんかん勉強室

http://mkclinic.jp/tenkan-room/onuma_23

 

Seizure Precipitants

(http://epilepsy.yokoo-hosp.jp/resources/seizure_precipitants.html)

 

私はこの病気についての専門家ではないので、正しい知識を得る必要がある人は、専門家からの指導を受けてください。必ず。

また、私も実生活に決定的な支障が出るレベルではないので、診断を受けたことはまだありません。(どうせ診断を受けても「打つ手なし」「症状が出た時に診断しないと何とも言えない」という診断結果になるのは目に見えていますし。で、「強い刺激を避けるように過ごしてください」と言われる程度で、もし処方を要求しても「じゃあ弱めの安定剤とビタミン剤出しておきますね」となるのは間違いないでしょう。通常レベルの医療行為とはそういうものです。)

 

音を発症因子とする癲癇は極めて稀なのだそうですが、それはたぶん音刺激を発生因子とする部類の症状は、意識不明などの危険なレベルまで達しない傾向が強いから、とか、問題が大きくなりやすい子供の症例が少ないからかな?と私は考えています。

 

■「光」への反応もだんだん過敏になってきた

90年台後半に社会現象として認知された癲癇症状がかの有名な「ポケモンショック(光過敏性発作)」です。

 

ポケモンショック - Wikipedia

私は当該番組を見たことはないのですが、近年になってから明らかに過激な光に対して過敏になってきたと感じています。

 

10年ほど前に視覚に一時的な障害が起きたことがあり、その治療をしている頃から強い光を怖いと感じるようになりました。

今でも夜間に車の運転をすることは極力しないようにしています。実際、夜間に対向車などの光を目に受けるとしばらく線が残って見えてしまうからです。この症状が怖かったことから、一度自動車免許を返納しています。(その後、必要に迫られ取り直しています。)

 

テレビやパソコンの画面でも強い光刺激を受けないように画面を暗くしたり、そもそも光刺激の強いコンテンツを見ないようになりました。ディスカバリーチャンネルの番組は内容は好きなのですが、総じて明暗を極端に使った演出が多いので見ることがほとんど無くなりました。同様に映画も見ることが少なくなり、特に映画館で見ることは全くと言って良いほど無くなりました。

その他のテレビ番組でもシーンの変わり目や、CMに入る瞬間、CM最後にメーカーロゴが真っ白な背景で出る時など、直視すると瞬間的に頭痛が起きることがあります。

インターネットを見ている時も、半分目を閉じたり、画面以外の場所を見ながらページを移動することが多いです。

 

それらの症状は疲れている時に顕著です。

 

■個人的な希望

上に挙げた「ポケモンショック」によって、映像コンテンツにおいては過激な明滅を自粛するようになりました。

音楽においても、パンを100%動かす行為はやめて欲しいなぁ、と思っています。

音楽作品においてはエレピのオートパン。

映像作品に対する演出では、人物の声や効果音が左右100%振りから聞こえてくる疑似空間演出。

 

そういうものに対して強い生理的嫌悪感を持つ人がいるのは事実です。

特にヘッドホン(イヤホン)が使われることが多くなり、その発症因子は拡大しています。

ポケモンショックのように、過剰な音演出は問題視される時が来るのではないか?と思っています。

 

何が言いたいのかと言うと

「エレピのオートパンを

100%振るのをやめて欲しい」

ということです。

 

同様に、シークエンス/アルペジエイターなどのシンセ音色でオルタネートパンの幅を広くするのはやめて欲しいんです。

 

音楽制作をしている知人さんと「100%オートパンのエレピが嫌いな人がいるみたいなんだけど」と話題にしてみてください。結構な割合で「あー、100%のパン振りは基本的にやめろって言われたことあるわ」という人に出会えると思いますよ。

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