エレキギター音源「Electri6ity」のデモ演奏動画をアップしました。
「Electri6ityの教科書」を販売開始しましたので、宣伝を兼ねて。
(価格改定にともない、平成29年11月8日更新)
■Electri6ityの教科書
DLMarketで販売中です。
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=518869
PDFダウンロード、112ページ。打ち込み実例等のカラー画像多め。
内容を損なわない程度に中身をチェックできる
立ち読み版もあります。(43ページ)
https://dlmarket-jp.s3.amazonaws.com/download/124/12454/08290219_59a450ad1348f.pdf
----------
■動画(Youtubeとニコ動)
主に2本のElectri6ityによる演奏です。一部はオーディオ切り貼り等で3~5本鳴っている曲があります。また、聞こえやすいように1本だけにしている部分があります。
ニコ動はこちら。
■解説を少しだけ
詳しい解説は電子書籍「Electri6ityの教科書」の中に書いてあるのでぜひ購入してください!
この動画で使っているアンプシミュレーターはAmplitube3Freeです。
その他にはWaves Doubler4とToneboosters FLX、他は付属のEQ、ディレイ、リバーブです。
ToneBoosters | Audio Plugins | 404 file not found
(現在メンテ中のため404です。)
http://www.toneboosters.com/tb-flx/
■Waves Doubler
Waves Doublerは1本のギターを複数に分散させて聞かせるために使っています。別にWaves Doublerじゃなくてもショートディレイやオクターバー等で同じような音を作れます。ショートディレイで左右に散らす方法とやってることはほぼ同じです。
■Toneboosters FLX
Toneboosters FLXはこのブログでも紹介しています。
eki-docomokirai.hatenablog.com
eki-docomokirai.hatenablog.com
ダイナミックEQ/コンプとして使っています。 どのマルチバンドコンプでも同じようなことはできます。ただし、TB FLXのメリットとしてアップワードコンプとして扱いやすいという点があり、普通のEQやコンプでやるとものすごく面倒な音作りがあっという間に出来上がります。
■あくまでも、という話
今回の動画ではギターのソロとバス(グループトラック)の音です。実際の曲の中では他のトラックとの兼ね合いを調節するミックスを行っているので、動画での音の状態がそのまま鳴っているわけではありません。
また、動画に乗せる音量・音質のためにマスタリングをしています。
いろいろな都合で不自然な箇所がありますが、そういう生々しさを含めて楽しんで貰えればと思います。
■意図的な変な演奏
曲の演出の都合もあり、部分的に意図的に不自然な演奏をさせている箇所があります。
残響が残ってほしくない箇所や、キレのあるリズムにしたい箇所です。
ギターの演奏トラックだけを聞いた時に「いかにギターらしいか」ということよりも、オケ全体、曲全体との融和性を優先した結果です。
こういうのって生演奏のオーディオデータを使う場合でも、結局途中でカットアップしたりしますよね。
■オートメーションによる陰影
デモのためのデモ演奏ではなく、実際に曲の中で使っていたトラックそのままです。
なので、オートメーションでEQの中高音を上下させている箇所があります。
■リバーブ多すぎない?
オケ全体で使うセンドトラックの音です。
センド込みのギターだけを鳴らしたオーディオを使い、動画用にそのまま音圧上げを行っているので、当然多く持ち上がります。実際の曲でこんなに鳴っているわけではないです。
■MIDIがどうなっているのか
という話を書こうと思ったのですが書きません。
そういう話は全部本に書きました。
また、本の中にも書いたことなのですが、同じMIDIデータだったとしてもPC性能やプロジェクトの重さによって「キースイッチに読み落とし」の再現度が異なります。Electri6ityはそれが特に顕著です。
他の人の環境で正しく再生されているMIDIデータだからと言って、必ず同じ演奏が再現されるとは限らないです。
打ち込みの手癖や使用するキースイッチの取捨選択は人によって異なります。
そういう都合から本にはMIDIデータの添付を行っていませんし、ダウンロード案内もつけていません。