eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

(未整理記事)楽器の練習方法について(1)

吹奏楽系の話は→こちら

今回は楽器の練習全般について書いておきます。

あまりにも広範な話になってしまっているので、そのうち記事を分割します。たぶん。

・えきのブロマガ 管楽器、吹奏楽の練習について。音階練習の重要性。(http://ch.nicovideo.jp/dtm_ekimae/blomaga/ar1080719)(メモ、あとでこの記事も移転しておくこと。)

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■理想の環境について考えない


最初に断り書きをしておきますが、
「そういう練習しているとダメになるよ」と言う人がいますが、「じゃあ手取り足取り、超一流のレッスンをしてくれるんですか?なお、お金は1円も出さない。」と言い返せば良いです。無責任に理想だけを語る人は害悪です

少なくとも具体的な教本の名前と、その練習方法を書いてくれないとまるで無意味です。(特定の教本の音符をたどっているだけで上達することはありえないので必須ですよね?)

 

そもそも一流の演奏家になるためには3歳からやっていないと論外ですし、幼いころから最高の楽器で高額のレッスンを受け続けないといけないということになります。そもそも東洋人に生まれた時点で相当なハンデです。

ここに書くのは理想的な環境でなくても、誰でもできる努力の方法の話です。

なんにせよ、内容の薄い練習をしている人の時間をよりよいものにしてほしいわけです。

 

 

■楽器は拘束具ではない!


そもそも楽器とは道具なので、楽器の練習というのはそのほとんどが道具の使い方の練習です。上手に使えない苦しさを味わうためのものではなく、音楽のために使う道具です。

道具としての楽器を使いこなせている!と言えるレベルに到達した人なら、おおむね同意してもらえる程度の常識的な内容のはずです。

ある程度以上の腕を持っている人はこんな感じの練習をしたことがあるはずです。

少なくとも、漫然と曲を弾いているだけでは、ある段階以上に進めないわけで、こういう練習を積み重ねています。

以下、ざくっと書いておきます。

 

 

■手先の器用さ

道具の練習のために必要なのは手先の器用さです。

徹底的に器用な手を作ることです。

手先を器用にするための訓練は楽器が無くてもできます。思いつく限りの器用な指の動かし方を歩きながらでも寝ながらでもやり続けることが大事です。楽器が無くても「楽器を演奏するための1要素」を高めることは可能ですよ、という意味です。

正確な速さで。
最高速度で。
大きな動きで。
強い動きで。
複雑な動きで。


人間の指で一番器用なのは人差し指と親指です。
不器用なのは薬指と小指です。
利き手じゃない方の手は不器用です。

たいていの人は普段の生活で薬指と小指を使うことがありません。5本の指をすべて使って、一番強い力を出す時くらいしか使いません。強く握る時とか。

 

普段から薬指と小指を使い、利き手と逆の手を使い、人体のウィークポイントを鍛えましょう。それはそのまま楽器の演奏能力に直結します。

 

事実、ほとんどの楽器で小指は酷使されます。

手の一番端についている指なので、非常に多く使われます。弦楽器でも鍵盤楽器でもギターでも、小指を遠くに動かす動きが非常に多いです。

薬指と小指を大きく離した動きをしやすくするため、小指を外側にストレッチする習慣は必ず役に立ちます。

 

人差し指と中指によるトリルの運動は簡単です。
中指と薬指、薬指と小指によるトリルの運動はとても難しいです。
歩きながらずっとトリルの運動をしているだけで器用さはアップします。

 

■手の構造と神経に対し、不自然な動き

俗に言う「クロスフィンガー」という運指があります。
「人差し指と薬指」から「中指と小指」に切り替える運指のことです。
明らかに非日常的で、楽器の演奏でもない限り絶対に行わないもっとも難しい指の運動です。

これをできるようにしておくことは楽器の演奏にとって非常に役立ちます。

こうした「不自然な動き」のトレーニングを多くやっておいて、その上で楽器に触れることができる時に、訓練された体と楽器を一致させればOKです。


いずれにしても、楽器に触れることができる時だけ「さぁ練習しよう」とやっているだけだとなかなか上達しません。
楽器が無い時でもできるトレーニングをやってみてください。

授業中でも、仕事中でも、移動中でも、雑談中でも、ちょっとした積み重ねが圧倒的な差になります。


■楽譜を読む能力、初視能力

よく勘違いした論理を言う人がいます。

「楽譜が読めないプロもいるよ!」

 

でも、楽譜を読めないことがプロになるために絶対に必要な条件ではありませんよね?

読めたほうが当然良い。

 

楽譜を読めないのにプロになれるということは、楽譜を読めないという欠点を補って余りある圧倒的な演奏能力があった、ということです。片手でボクシングをしても強い、という感じです。当然両手でボクシングをすればもっと強かったはず、ということです。

 

「楽譜が読めないプロもいるよ!」という理屈は、わずかな希望を与える代償に、論理的な判断力を奪う誤った考え方を刷り込むことになります。(私はこの手の言葉を「美しい嘘」と呼ぶことがあります。)

 

 

楽譜の読み方だけ練習していてもあまり意味がありません。
奏者は読みながら演奏できないとほとんど意味がありません。

 

もう1つ「美しい嘘」があります。

それは「暗記するまでやれ!」という誤った考え方です。

 

暗記するまでやりこむのはすばらしいことですが、そういう練習方法が常識化してしまうと、暗記するほど長時間練習しないと演奏できない人になってしまう危険性さえあります。

 

楽譜を見て演奏するクラシックはもちろんのこと、楽譜を見ないバンドでも同じです。バンドでもコードネームや歌詞を書いた紙を置いておくくらいのことをしてもまったく問題ありません。(うっかり忘れたことによる事故を防ぐ意味もあるので、こういうカンニングペーパーを使うことは悪いことではありませんよ!)

 

 

目的は暗記ではなく、演奏です。演奏のための暗記であって、暗記のための練習ではありません。

 

必ず楽譜を見ながら演奏し、目と手を一致させていきましょう。

本当に練習するべきは基礎能力を高めるためのトレーニングであって、その1曲のための練習ではありません。

 

奏者にとって本当に重要な能力は「初視(しょし)」という能力です。
初めて見た楽譜を、その場ですぐに演奏する能力です。

たくさんの楽譜を用意し、どんどん演奏しまくることだけが大事です。

 

■暗譜よりも大事なこと

初視能力が高くなると、初めて見た曲でもすぐに演奏できるようになります。

音楽を続けていく中で、初視能力は暗記能力よりも重要です。

 

私がクラシックをやっていた時、

 

私が「このコンチェルトは暗譜で演奏したい!」と師匠に言ったら、

 

「あのね、暗譜演奏はただのパフォーマンス、曲芸なんだよ。楽譜を置いて安心感を得ることと、暗譜のための時間を曲の解釈の時間に回すことで、よりよい演奏をすることだけが目的だよ。」と諭されました。

本番で私はステージマネージャに「譜面台を使います」と頼みました。

 


■移調読みと音ずらし練習

これは適性が無い人や、移調が苦手な楽器の人には非常に困難な練習方法です。しかし、応用力が高くなる練習方法です。かんたんな曲でチャレンジしてみてください。

 

見ている楽譜の音を半音ずらして演奏してみるのは良い読譜練習になります。

 

  • 半音上、下
  • 長1度上、下
  • 短3度上、下
  • 長3度上、下
  • 完全5度上、下

この5種くらいができるようになっておくと、見たまんまの演奏は簡単に感じるようになります。

移調読みができるようになっておくと、将来的に他の移調楽器の楽譜を読むことが簡単になったり、ハモリを即興で組み立てられるようになったりします。また、作編曲の基礎スキルに結びつきます。

 

■負荷をかけるトレーニング

実際はそんなに必要になる能力ではありませんが、体におもりをつけてジョギングをするのと同じ効果があります。おもりを外した時の体が軽く感じられるのと同じです。

 

多くの楽器で「もっとも簡単なキー」と「もっとも難しいキー」があります。
たとえばピアノだと全て白鍵盤は簡単だとされています。(一説によると、黒鍵が多い曲のほうが「楽譜は読みにくいけど、手は動きやすい」とされています。短い親指が白鍵、長い3本の指が黒鍵にフィットするからです。)

 

たいていの楽器で最も難しいのは、その楽器にとって簡単なキーの半音上下にあるキーです。
その難しいキーを克服しておけば、どんなキーでも弾けるようになる、という「負荷をかける」トレーニング理論です。

 

理想的な練習は良い先生に教わりながら練習していくことですが、全ての人がそういう環境と予算を持っているわけではありません。だから自分が思いつく限りもっとも難しいことに挑戦しておけば、相手にとって不足は無い、ということです。

 

できることではなく、できないことをできるようにしていくのが基礎練習です。基礎練習はウォームアップではありません!

それがひとつずつできるようになっていく達成感、征服感を得ることが楽器練習の楽しさです。

できることをやっていて、いつの間にかできないことできるようになる、ということは絶対にありえません。負荷をかけた練習に慣れていくことで、上限が上がっていくものです。

 

運動ではまるっきりできないことをやっても体を壊すだけです。持ち上げられないバーベルは筋トレになりません。いきなりフルマラソンをやると死にます。
でも楽器の練習で怪我をしたり死ぬことは無いので、いくらでも難しい練習に挑戦しても構いません。


■曲を止めない練習

これは実践的な練習方法です。

まじめな人は曲の練習で間違うと、その部分からやり直して、正しく演奏できてから次に進みます。でもこれは、実は一番ダメな練習方法です。害しかありません!戻ってやりなおす練習はやめましょう

音楽は時間に沿って演奏するものなので、1曲を演奏している最中に引き返すことは絶対にできません。やり直しができないのが音楽の特徴です

 

スポーツで考えてみてください。

野球で空振りをしてしまった時に「もう一度同じボールを投げて!次は打てるから!」と言ってもダメです。

ゴルフでパットをはずしてしまった時に「もう1回やらせて!芝目は分かったから次は入る!」と言ってもダメです。

 

一発勝負に成功するために必要な練習を積み重ねなければなりません。

一発勝負で成功しなければいけないのに、戻って成功するまで繰り返すのは練習とは呼べません

 

 

■反復練習(パーツ制作)

間違えた箇所と、その前後少しの範囲を含めて何十回も繰り返して練習します。


反復練習でパーツが完成したら、パーツごとの接続練習をします。


■ノーミス練習

パーツの演奏を10回連続で成功するまでやってみます。

特定の箇所をノーミスで演奏できたらカウント1。
2連続のノーミスでカウント2。
途中でミスしたらカウントは0に戻す
連続カウントが10になるまでやる。


ノーミス練習はノーミスだけが目的なので、ミスタッチが無ければそれでOKとする。
ミスタッチをしているうちは、音楽的表現とかを考える以前の状態なのだから、とにかくミスタッチ無しを目指す。

もしくは、通し練習をします。

 

■通し練習

パーツとそれらのつなぎが完成したら、あとは1曲通すことを目的にします。

この通し練習では、「途中で間違えても何事も無かったかのように演奏を続行する」ということを絶対に守ります。

通し練習では必ずメトロノームを使う。
どんなに間違えてもテンポを崩さず、止まらないで最後まで行く。

この練習では間違えて、止まって、やりなおして、というやり方は絶対にやめるべきです。それは通し練習ではありません。

 

また、通し練習の応用で、「さかのぼり練習」という方法があります。

 

■さかのぼり練習

最後の音から順に音符の数を増やして行く練習方法です。

 

最後の音を演奏する。(ドーーー!)
最後から2個目の音と、最後の音を演奏する。(シドーーー!)
最後から3番目の音を追加。(ソシドーーー!)
最後から4番目の音を追加。(ファソシドーーー!)


1音ずつではなく、小節単位、フレーズ単位で増やしてみてもOKです。

この練習では「終わり良ければすべて良し!」の精神で、最後の音をどう終わらせたいかに主軸をおいた練習方法。どういう流れで最後の音に到達したいかを決定していく練習です。

たしかに「終わりよければ~」ではいけません。

しかし、「尻すぼみ」よりは良いということです。

音楽は時間に沿って順番に音符を鳴らしていくものなので、最後の音や後半の音が良い方が印象が良くなるものです。


■つなぎ練習(パーツ練習2)

たいていの場合、ネックになるのはフレーズごとのつなぎです。
1つ1つのフレーズはうまくできるけど、次のフレーズにスムーズに入れない。

それを克服するために、
・前のフレーズの最後少し+次のフレーズの最初少し
・前のフレーズ全部+次のフレーズの最初少し
・2つのフレーズ全て

の3段階でつなぎ箇所の特訓をします。

 


■その他の特訓方針

レッツ根性。

能力不足や、練習内容の改善が思いつかないなら根性で乗り切りましょう。


■100回練習

どうしてもできない箇所があったら、その部分を100回やってみる。

途中で休憩を入れず、100回です。

1つのフレーズなら長くても10秒程度なので、10秒x100回で1000秒。17分くらいです。

思ったより短いでしょ?

 

5回やるごとに「正」の字を書いて数えるのが良いです。小銭を机において、ちょっとずつ動かしてカウントしても良いです。

毎回書いていると楽器演奏モードではなくなってしまうので、まとめて数えるのが良いです。10回とかになると頭の中が数えるモードになってしまうので、頭を使わないで数えられる5回くらいが良いです。

100回やれば誰でも必ず何かをつかむことができます。たったの17分で必ず攻略のヒントを1つ以上つかめるって、めちゃくちゃ効率良いと思いません?

また、「この箇所は100回やった!」という事実はそれだけで大きな自信になります。これは根性練習の最大のメリットです。

 

また、こういう根性練習をやった経験があると、その他の効率的な練習方法を楽々こなせる様になるメリットもあります。

でも根性って言っても、たったの17分ですよ。空腹やトイレを我慢する程度の大した事ない練習ですよ。こんなの。


■極端練習

可能な限り○○する根性系の練習です。

・過剰な表情をつけた演奏をする

 

■可能な限り速く演奏してみる

可能な限り速くする練習はメトロノームありと、メトロノーム無しで行う。

メトロノーム無しでやる理由は、弱点を明らかにするため。

最速でできる部分は得意だということ。それより遅くなってしまう部分は強化が必要だということ。そこから自己分析して、自分が鍛えるべき要素を明らかにする。

そのためにわざとにメトロノームを使わないで、最速だけを意識して演奏してみるということです。

 

■可能な限り強く演奏してみる(あるいは可能な限り弱く)

全て強く(弱く)演奏することで、強弱のコントロールが身につく。
大きめじゃないと演奏しにくい箇所、大きくするのが難しい箇所が明確に分かる。

この練習では、楽器の特性と、自分の特性を自覚することができます。

 

■過剰な表現をしてみる

過剰な表情をつけた演奏によって、表現につかうパーツを鍛える。「表現」というのは具体的に言うと強弱の幅とか、常に異常に大きなビブラートをかけるとか、異常にテヌート(音符の長さいっぱいに長い音)で演奏するとか、異常にスタッカート(短く)演奏するとか。

過剰な表現をやってみると、表情をつけやすい演奏と、表情をつけにくい部分がはっきりわかる。訓練するべき要素が明らかになるので、そこを鍛えるべき。

 

■無表情な演奏をする

表情の無い平坦な演奏をする理由も上と同じで、勝手に表情をつけてしまう手癖を無くすために行う。手癖を無くした上で、自分の意思で表情をつけられるようにする。

均一な音量で音階練習をするだけでも、自分の癖がわかるはず。ピアノを弾く時、特定の指の音が大きくなってしまうとか、コントロールできていないことがはっきりわかる。

「表情をつける」という曖昧な言葉の意味がどういうことかがよく分かる練習方法です。

 

 

■極端練習のメリット

こういう極端な練習をしておけば、「実際の演奏では使わない過剰さ」が身につき、表現の限界幅が広がる。表現を自分の意思でコントロールできるようになる。ほとんどの人は手癖で演奏しているだけだったり、得意な点と弱点の差で抑揚が勝手に発生しているだけだったりする。

サッカーボールを強くシュートすると高く上がってしまうのは、高く狙っているのではなく、単に力むと上向きに蹴ってしまっているということ。

野球選手はバットとグローブとボールしか手に持たないけど、ものすごい重たい器具を使った筋トレをする。サッカー場は平坦だけど、坂道を駆け上がる練習をする。つまりそういうことです。

音楽的表現の練習をするのと、音楽的表現に使える基礎能力の鍛錬は違います。
基礎能力の鍛錬をして、限界を広げる練習をしておいて、限界は使わないで8割の部分だけを使って曲演奏をすると良いです。がんばらない。

背伸びをしなくてもできるようにするために、背を伸ばしておくのが楽器の基礎練習です。

 

ただし、本番が近い時期にはこういう練習をしてはいけません!

本番が近くなって「練習しなきゃ!」「もっと良くしたい!」と思っている時点でダメなんです。1ヶ月前にその気持ちになっているべきでした。

今回の本番でのベストな演奏だけを考えましょう。

スケジュール表を開き、次回の本番の1ヶ月前の日付にこう書き込んでください。「今やらないと本番前に後悔する!」

 

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メトロノームの使い方

その曲がテンポ140だったら、135と145でも練習しておきましょう。

ちょっとずれたテンポで練習してみると、手癖でやってしまっている箇所が良くわかります。

 


■表現の練習、フレージングの組み立て

ちょっと小難しい要素なので、最初に簡潔に書いておくと、

  • どういう演奏表現にするか、ちゃんと設計しておく!
  • その場の気分で演奏内容を変えない!

ということです。
特にダメなのが、本番1発だけかっこつけた演奏をしたがることです。

本番専用のかっこいい演奏など存在しません。

本番でのパフォーマンスを含めて計画し、練習しましょう。

 

以下詳細。

 

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■フレージングの組み立て

この項目はちょっと複雑です。

でも、この記事で一番貴重なことを書いた部分です。

真面目に書いたので、マジメに読んで欲しい部分です。マジで。

 

 

その曲を、その部分をどう演奏したいのか?を明確にしていく。
表現とはビブラートをかけることではないし、強く演奏したりすることでもない。抑揚をつけるということは、不安定な音量で演奏するということではない。

 

■音符の並びと方向性、到達点

すべての音群(フレーズ)は「到達点」に向かう指向性がある。
点は「フレーズの開始点、フレーズの盛り上がり点、フレーズの終わり点」の3つが基本になる。



1つのフレーズを演奏する時、

  • どういう音で始まり
  • どの音を一番アピールし
  • どういう終わり方にするか?

この3点を明確に決めておかなければいけない。

 

逆に言えば、3点を決めておけば、本当に大事な音と、少々ミスっても構わない音が明らかになる。(少々ミスっても良い音のラフさや勢いこそが大事。丁寧すぎると勢いを出せない。)

 

■パーツ、ブロックの制作

1つの小さいフレーズができたら、次のフレーズも同様に3点を決めて演奏ブロックを作っておく。そして、フレーズ1からフレーズ2にどう突入したいのかを設計する。この設計の時にフレーズ1と2の「3点」を変更しても構わない。

 

小さいフレーズを作っておいて、フレーズを複数まとめた大フレーズの流れを作る。

 

■大きなフレージング

流れを作ったら、曲全体の流れを作る。
曲全体の流れを作る作業において、大フレーズの内容を変更しても良い。具体的には、1回目の大フレーズよりも、2回目の大フレーズを大げさに演奏するか、もしくは、1回目より控えめにするか。など。

ほぼ全ての音楽は同じフレーズが何度も登場するので、同じに演奏するべきか、ちょっと変えるべきかについて、よく考えて設計する。その場の気分や、疲労度によって演奏内容を変えることは即興とは呼ばない!

 

これはクラシックの演奏に限った話ではなく、アツいロックバンドの演奏でもまったく同じ。その場の気分で演奏してはいけない。構成と前後にある場面を良く考えること。その考えの根拠を明確にすること。

 

曲の中で一番情熱的な部分と、一番穏やかな部分を決める。その曲にとって不必要なほど激しい音は絶対に使わないので、そこで上限が決まる。上限に対し、すこし小さい部分、とても小さい部分、もっとも小さい部分を設計する。

 

とにかく、小さいフレーズでしか設計できない人があまりにも多い。

1小節とか、1フレーズだけでの完結とか。

ここまでできたら、あとは設計に従った演奏する。

 

■フレージング練習時の注意

フレーズに対する曲演奏の練習に専念する場合は、細かなミスは無視して、大きな流れをどう扱うかだけを考えて練習するだけでいい。

というか、そういう練習の方が効果的。

練習の項目ごとに「何が大事か」「この練習メニューで無視して良いこと」を明確にすることで、その練習メニューの効果が増大する!

アレもコレもやらない。それが集中力。

 

■マージン(余力)を設計

楽器と奏者の限界を超えた音量(大、小)は絶対に使わないこと!

もしそういう極端な音を使いたいと願うなら、徹底的な基礎能力トレーニングで、ものすごいパワーと、ものすごい繊細さを身につけてからそういう設計をする。今の自分が演奏可能な内容設計にすること。今の自分の力量を越えた演奏設計のことを「無理」と呼ぶ。限界を越えた演奏のことを「理想」とは呼ばないこと。それはあなたにはできない!

 

 

 

■「練習の芝居」をする

芝居の練習ではなく、練習の芝居。

次のシーンは「練習する主人公」ということ。

 

「わたしできないんだよなー」「下手だけど聞いてね」は絶対にダメ。
自信を持って演奏する練習。
自信が無くても、自信満々なふりをして演奏する練習。

 

■ドラマの主人公になる

たとえば、ある女優がドラマの主人公として天才ピアニストの役をやる場合、彼女はピアニストじゃないどころか、まともにピアノの練習をしたことが無いかもしれない。

ドの音がどの鍵盤なのか見分けられないかもしれない。

それでも彼女は女優として、天才ピアニストの役を堂々と演じる。(でも実際はピアノは弾けない!)

それと同じように、「今回の役は、堂々とした天才奏者」だと思って楽器を演奏する。
たとえミスしても、それが正しい演奏だったかのように堂々と演奏し続ける。

 

■主人公は苦悩し、特訓する

主人公は自分の力の限界を知り、特訓を開始した!

さぁ、今日は特訓シーンの撮影だ。

「額から流れる汗が目に入っても気にしない、脅威の集中力」を演技するんだ。

「友達から話しかけられても、恋人からの電話も、何もかも無視して練習に没頭するシーン」

それをやりきるんです。

 

これは曲の演奏に限らず、地味な基礎練習をしているときでも、「天才ピアニストがスランプに陥って、猛練習で立ち直っていく熱血シーン」を演じきればいい。

良い意味で日常的に周りの目を意識して、かっこつけて、楽器を演奏すれば良いってことです。良いんですよ、自意識過剰で。

かっこつけてるだけで、本当はウソの芝居ごっこをしているだけなんだけど、ウソを本当に変えちゃうのが練習です。

 

 

まじめな人はこういうバカなことができないので、いつまでたっても上達しない。バカになろうよ。

「ステージで特技を披露する」なんていうバカなことを到達点にしているんですから、最初からバカになっているべきですよ。

 

■芝居の練習

もし芝居が苦手なら、自室でもスーツを着て靴を履いて演奏してみたり、外で演奏できる楽器なら公園で演奏してみたりするのが良いです。

非日常的な状態で演奏してみると、いやでも芝居モード、よそゆきモードになれます。誰も聞いていない普段の練習ではない状況で演奏してみると、自分の弱点がはっきりするはずです。

バカになろうよ。なっちゃおうよ。

 

■言い訳の習慣化

カラオケで「あー、今日のどの調子悪いんだよねー、あー」とか言いながら歌っている人がよくいるけど、画面にそんな歌詞は出ていないし、友達もあなたの言い訳を聞くためにいっしょにカラオケに来たわけではない。ましてや、1人カラオケなのに「あー、喉調子悪いわー」などと言う人はいないはず。

言い訳は言い訳することを習慣化させる毒でしかない!それを本番でもやる気か?本番最中でも絶対出るぞそれ。

 


■貯金練習

ギャンブラー気質の人に向いている練習方法です。

 

ミスったら10円とか100円を貯金箱に入れましょう。

ただし、貯金をするのはノーミスを目指す系の練習の時だけです。
少々ミスしてもダイナミックな演奏をする練習の時は逆効果です。

スケールの練習や、暗譜チェックの練習、本番を想定した通し練習などの時にやってみてください。貯金がはかどります。お金がたまったら楽器機材や教科書代、レッスン代など、音楽系のお買い物で使いましょう。

自信があるなら上限を500円や1000円に上げても良いです。もっと上げても良いです。どうせ自分の貯金なので。

本番に似たプレッシャーをわずかなお金で買ってシミュレーションできるなんて安いもんですよ。だって、本番でミスったらいくらお金を出しても過去は買えないんですから。未来を買いましょう。

 

学生時代には「本番でミスったら打ち上げ2次会をおごる。その代わりノーミスでできたら2次会まで全部おごれ。」という過激なことをやっている人たちもいました。万単位のお金がかかった賭けは頭がおかしいと思いますが、彼はそのプレッシャーに勝って『神』の称号を手に入れていました。

 

■時間を決める

「この曲を何月何日までにできるようにする!録音する!」

「動画にしてネットにアップする!」

と決めてしまいましょう!

 

まず録音する日を決めてしまって、その日を目標に練習を積み重ねていきましょう。

 

録音はスマホで良いです。いまどきのスマホのマイクは結構高性能なので、マイクとかいらないです。距離を離しておけば音割れすることも無いので大丈夫です。良いマイクなんか買わなくて良いです。その分の予算は単発レッスン代にでもしたほうが上達します。本当にマイクとか買うべきレベルに到達してから買えば良いです。

意図的に区切りをつけるのは「芸術に完成は無いから」です。

 

■芸術に完成は無い

楽器を極めることなんてできないし、1曲を極めることもできません。

世界レベルの天才が一生かかって取り組むのが1つの楽器で、1つの曲です。1回演奏したらそれで終わりではなく、終わりが無いのが音楽です。

だから完成は無いです。いつまで練習しても完璧な演奏はできないです。上達したら、もっと上が見えるからです。

 

■スケジュール管理、練習メニュー計画

ここまでに様々な練習方法を紹介しました。

これらの練習メニューは、その日その時の気分でやるものではなく、計画的に行えるようになると、もっと効果の高いものになります。

 

新しい曲に取り組む時、その曲の難易度を把握した時点でスケジュールを仮に決めてみます。

その曲を演奏するために必要な能力を見定めて基礎練習メニューを考え、フレージングを考えつくし、本番が近くなってきたら上手っぽく弾く芝居モードの練習をしましょう。

 

あと、録音する場合には機材テストの時間も引き算して。

もし映像も録画するなら、どういう服装、どういう髪型にするか、顔出ししたくないならどういう仮装をするか。服装によって意外なほど演奏に支障が出るものです。

 

必要であれば途中で先生にレッスンをしてもらったり、専門家じゃなくても誰かに聞いてもらって客観的な感想を求めてみたりするのも良いことです。

そうやって、どういう日程でXデーを迎えるかを組み立てることも楽しみましょう。

 

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■どの楽器にも構造的な弱点はある(奏者向け)

どの楽器にも「これができたら初心者卒業」「これもできれば上級者」と言える技術があります。ここで述べるのは楽譜上の難しさや音楽的な難しさではなく、そもそも道具を操作するために要求される非人間的運動技術の話です。人間の体は楽器に適していませんし、楽器の構造も人間のことをあまり考えていません。

 

ピアノやギターは同時に扱う音が多く、譜読みの時点で相当な難しさがあります。

ピアノは5本の指で演奏するのに鍵盤は果てしなく並んでいるので「指をまたぐ、くぐる」という不自然な動作が常に発生します。これができなければオクターブの演奏すらできません。

また、ピアノは力の異なる5本の指で演奏するので、どうしても小指の音は弱くなってしまいますから、小指でパワフルな音を出せるようにしなければいけません。しかしその一方で、右手の小指は最も高い音を担当するので、もっともクリアーな音色を出すことを求められます。音楽と人体構造の不一致です。

ピアニストはその練習時間の多くを譜読みに費やされます。あらゆる楽器の中で最も多い、圧倒的に多い音符の数をたった1人で処理しなければいけません。多くのピアノ奏者は譜読みをして、音符を正しく追いかけるだけで精一杯なのが現実です。

 

ギターバイオリンなどの弦楽器は左手で最も高い音に到達できるのが小指という点はピアノと同じです。人体の運動能力に反した構造だと言えます。そこを克服することこそが弦楽器の練習です。弦楽器奏者の難しい点は左手小指の運動で、しっかり素早く弦を押さえなければいけません。また、左右の手の運動タイミングを一致させなければいけません。

 

木管楽器は音孔を順番に開いて音を高くしていきますが、ある段階でオクターブ操作のキーを押して音孔を一気に閉じる動作が必要になります。これはすべての木管楽器に共通する構造的な弱点です。また、不器用な左手の薬指や小指での高速運指が必須です。弱い指の運動を克服する努力こそが木管楽器の練習です。

 

金管楽器倍音列を飛び越える際に独特の慣れが必須です。

指の難しさや楽譜上の難しさはあらゆる楽器の中で最もイージーなのですが、イージーな理由は倍音をコントロールする技術が必要でだからです。作曲家はそのことを知っているので金管楽器に対して難しい内容を書くことはありません。

 

打楽器は全身の各部でまったく異なることを演奏する非人間的な動作が必須です。それを習得するために、拷問的な訓練の継続が強要されます。

 

このように、どの楽器にも初歩から上級まで「これができればランクアップ」という壁があります

どの楽器も異なる難しさがあり、優劣はありません。(自分の担当する楽器が他人の楽器より大変などとアピールするのは想像力の欠如でしかありません。)

 

 

金管楽器の難しさは技術伝達の難しさ

こうして考えると、金管楽器が他の楽器に比べて容易な点と、他の楽器には無い困難さが明確になります。

金管楽器の操作自体はあらゆる楽器の中でもっとも簡単で、3つか4つのバルブを動かすだけです。微妙なタッチで強弱のコントロールする必要もありません。左右の手の一致も不要です。譜読みもあらゆる楽器の中で最も簡単です。

しかし、他の楽器には無い倍音のコントロールという微細な運動能力が必須です。

何より困るのは、重要なコントロールが目では絶対に見えない口の中で行われていることです。人間の知覚器官の中でもっとも優れている「目」で上手な奏者からコツを教わることが困難です。鍵盤楽器、弦楽器、打楽器の演奏はすべて目で見えるので伝授が容易だと言えます。金管楽器の奏法の真髄であるところの倍音コントロールはレントゲンやMRIなど、高度な医療設備を使わない限り見ることができません。仮にそういう目視をしたところで、同時に自分の体内も透かして見ることができないので、同時に2人の透視をチェックする必要があります。レッスンのたびにそんな大掛かりなことをするのは現実的に不可能です。

 

 

■まずやるべき練習は「高い、速い、でかい」の達成

「華やかな練習を避けて地味なことをするのが偉い」という風潮に対し、私は異を唱え続けています。

グラウンドを走り続けている野球部員が、ある日突然ホームラン打者になることは絶対に無いからです。

 

多くの金管楽器奏者は「もっと低音ロングトーンを!」「音色!」「more air! air!(息をもっと入れて!)」というような念仏ばかり唱えています。プロのレッスンでさえそうです。

確かに重要ですが、私が考える最も重要なことはロングトーンでもエアーでもなく、練習メニューと時間です。派手な練習をきっちりやるべきです。

 

金管楽器の演奏において「高い、速い、でかい」という3項目はバカにされるというか、「そんなことやっててもダメだよ」と説教される三大派手練習です。

派手なことをやってカッコつけているように思われるので、「そんなチャラいことやっていてもダメだよ」というわけです。「人間見た目じゃないよ。中身が大事だ。」という論法です。

よく、学生やアマチュア吹奏楽で、派手な演奏ができないおとなしい人の演奏を「あの子はやさしくて温かい音色」「ていねいな演奏」と言って無理に褒めていることがあります

また、高音や高速運指の練習ばかりしていると「そんなことやらないで中低音のロングトーンをしなきゃ」と正論めいた指導してくる人がいます。これは害悪です。正しいようで実は間違っているどころか、人が飛躍するチャンスを摘み取る悪魔的な懐柔です。地味な低音ロングトーンだけやっていて、卒業後にオーディションに受かる保証をしてくれるんですかと問いたい。

 

以下、この悲劇の構造について明確に説明します。

 

・その先生は教師ではなく純粋なプレイヤーだったんだよ!(奏者向け、学生向け)

金管楽器の先生が「ロングトーン」「air」と強調するのは、すでにあらゆる技術を手に入れたプロ奏者が、多忙なプロ活動の中で目の前の仕事に追われ、自分の基礎トレーニングの時間がなくて「ロングトーンやる時間作らなきゃ!」と叫ぶところから来ています。

だからレッスンでも先生は自分が今やりたいことを生徒に押し付けて「ロングトーン」と連呼しているんです。一流のプレイヤーが一流の教師であるとは限りません。その先生は純粋な1人のプレイヤーであって、後進を育てる能力に長けたコーチではないんということです。白髪交じりのおじさんになっても野球少年のような純粋な気持ちで楽器に取り組んでいるという証明です。

 

残念なことですが、先生を変えるべきです。その先生は教育者ではありません。あなたの能力を伸ばすスキルを持っていない、純粋なプレイヤーです。

 

書籍も同じです。

書いた本の多くは「純粋なプレイヤーのネームバリュー」をアピールするだけの商品であって、本当の意味での教科書ではありません。そしてネームバリューがある奏者はほぼ例外なく純粋すぎるプレイヤーです。もともと上手くて、演奏ができない人の苦労なんて知らない人です。そういう人たちが教える目線ではなく、自分にとって大事なことを書き連ねているだけです。買う人はそのネームバリューに騙されている消費者です。

 

一流のプレイヤーが一流の教師であるとは限らないということです。

 

すべての金管楽器奏者がまず身につけるべきことは「高い、速い、でかい」をクリアーすることです。それをすべて突破した上でようやく「音色の強化って大事だなぁ、ロングトーンだなぁ」と必要性を実感し、身の入ったロングトーンをセルフチェックしながら実行できる領域に突入するということです。

 

断言します。金管楽器の先生が本当に教えるべきことは、ロングトーンの重要性ではなく、練習の時間配分です

行為の時間配分をコントロールすることの重要性は、楽器を問わないどころか、音楽以外でも仕事でも、あらゆる修練において共通しています。

 

どういう訓練項目を何分やり、別のカテゴリを何分やり、セルフチェックをやる。そのルーチンを何ヶ月継続するか。その結果が実力です。ロングトーンをやっていて演奏センスが向上するわけではありません。

もっと言うのであれば、ロングトーンをしたからと言って、誰もが優れた音色を手に入れることができるわけではありません。音色こそ天性のセンスであり、運です。得ようと思って得られるものでは無いから、多くの金管楽器奏者が囚われ続けているということです。

 

これはほとんどの奏者に対して断言できることです。金管楽器のための練習ではなく、音楽のためのもっと幅広い能力を獲得するべきなんです。真面目さの意味を間違えてはいけません。

 

 

 

社会人になっても楽器を続けているならなおさらです。日々の生活の中で捻出した少ない練習時間をどう使うかを計画し、継続するということです。ロングトーンはそんなに大事ですか?

 

ロングトーンばかりやっていて優れたプレイヤーになった人を私は知りません。

 

・体調やコンディションは無意味

 

金管楽器がミスする理由

金管楽器のミスのほとんどは倍音列を意識していない不用意な演奏に起因します。

 

倍音列を「またぐ」と意識していれば、体調が悪くても、数時間演奏して疲れている時でも、不調なら不調なりに「もっとしっかりまたぐ」奏法を行えば良いだけのことです。

 

「ベストな時はできる」なんてまったく無意味です。ベストじゃない時にどう乗り切るか?を身に着けてこなかったことの証明でしかありません。楽器をケースから出した直後にどのくらい演奏できるかがすべてです。疲労のない状態から入念に30分ウォームアップした後にできる内容は、本番の成否とはほとんど関係ありません。疲れている時や、ウォームアップしていない時にできる演奏内容が本当の実力です。

本番でミスった後で「普段はできているのに」と考えたことがあるなら、根本的に考え方を変える必要がある疾病状態だと思ってください。また、仲間内で「いつもは上手くできていたのにね」と慰めあうコミュニケーションが交わされているなら、その集団は重篤な集団感染状態にあると言えます。下手な楽団がいつまでも下手な理由はここにあります。

 

具合が悪い日や、重い荷物を持っている時、階段でつまづかないように普段よりちょっとがんばって足を上げるはずです。金管楽器の演奏はそれとまったく同じです。

 

それさえ理解していれば「ちゃんと高い音に上がれるかな?大丈夫かな?」という不安はありませんし、ミスったとしてもいちいち驚く必要はありません。「なるほど、今日はこのまたぎ方だとミスるのか。じゃあもうちょっとしっかりまたげばOKだな」と修正するだけです。恐れが無ければあなたの能力はきっちり発揮されます。ミスって、驚いて、動揺して、おかしな修正をするからダメなだけです。

 

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