eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

Waves F6を試してみた。

DTM、MIX、プラグインに関する記事です。

WavesのダイナミックEQ「F6」をデモ版で試してみました。

結論だけ書くと「いらん」。

■くっそ安いDynEQとしては価値ありか?

ダイナミックEQは各社から出ていて、ようやくWavesもか?という感じですが、あまりにもお粗末な出来でした。

WavesではC6などのマルチバンドコンプが実質的にダイナミックEQなのですが、高価なC6に対してF6は非常に安価。定価29ドルというWavesとしてはありえない低価格です。

もしあなたがWavesをメインに使っていてC6を持っていないならF6を買っても良いんじゃないかな?定価29ドルで安いし。という程度です。

 

■後発品としてはお粗末

大変に辛辣な言い方ではありますが、お粗末と言わざるを得ません。

機能性とGUIの操作性など、あらゆる点で他社品のほうが良いです。

 

しかも、レベル表示(イン、アウト、GR)やアナライザも付いていないので、迅速なオペレートにも向いていません。

(2018年2月のアップデートでアナライザが付いたようです。)

 

Waves製品としての統一感が無い

しかも変に刷新されているため、Waves製品を愛用している人でも一貫性のある操作ができないと思います。なんで普通にWavesのEQとコンプを組み合わせた形状にしなかったんでしょうか。

ていうか、WavesのモダンGUI系は全部このメリットを失っていると思うんです。同じ見た目で同じ操作ができるって、ものすごい利点なのにね。

 

■メリット

Waves Centralで一元管理できる点はメリットなので、Waves製品を多く持っている人ならわざわざ他社製品にせず、同一メーカーで統一しておくメリットは大きいでしょう。

この点以外のメリットが何も見えません。

あとWavesを信仰している人はお好きに。

 

Cubaseでのサイドチェインは簡単

Cubaseでのサイドチェインは通常通りの挙動で、簡単にSC状態にルーチンできます。

ただし、「この帯域はあのトラックからSC」「こっちの帯域は別のトラックからSC」というルーチングはできません。

定番のSCは簡単にできるということです。

「キックの低域をトリガーにしてベースの低域をSC」とか、

「キックのレベルをトリガーにしてパッド全体をSC」は一発で設定できます。

 

私は買わないです。たぶん。

 

これだったらToneboostersのEQ4の方が良いです。

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傾斜2種のアナライザ、アップワードコンプ、帯域SCと、なんちゃってリファレンスAIも付いています。

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