eki_docomokiraiの音楽制作ブログ

作編曲家のえきです。DTM/音楽制作で役立つTIPSを書いています。

SEO対策対策としての「除外検索」

時事記事です。
ホットな話題となっているキュレーションサイト、だけではなく、検索で上位にねじ込んでくる頻度の高いサイトとの付き合い方についてのお話を書いておきます。


キュレーションサイトという仕組みはここ数年程度のものだが、10以前からSEO対策()により、検索上位へのまさに「ねじ込み」としか言えない施策が試みられている。

http://www.gc-seo.jp/about/history/
ググレカスgoogle it)」という言葉の初出は2005年頃とされているが、この表現が出るより以前からチャットで「◯◯って何?」と質問されたら「検索。」と即答する文化はあった。
 
検索した結果、上位にそれなりの情報制度を持つサイトが上がってきてはいたのは「ググレカスgoogle it)」が登場した頃まででしかなく、それ以降は「検索したら上位5件をすべてチェック」とか、上位にクソサイトが上がってくるようになってからは「上位5ページをすべてチェック」が合言葉になっていた。
それをやらずに単純にgogleで検索トップだけを見てwikipeを引用してくる人に対して「情弱」という呼び方が現れ始めた頃だった。
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SEO対策によりgoogle汚染が進んだこの頃、仲間内で流行ったのが、「除外検索」を駆使する方法だった。
「検索語、半角スペ、除外ワード」というアレ。
クソサイトを乱立しているドメインそのものを除外記号で非表示にするという検索方法。
 
もちろんものを売ることしか目的になっていない通販サイトや、偏向記事の多い大手メディアもドメインごと除外。
つまり、google検索で、「【検索したい語】 -除外ドメイン1 -除外ドメイン2 -ショップ名 -.biz -知恵袋 -ceron……」
という感じで複合除外を行う。
毎回複合除外ワードを入れるのが面倒なので、【じょがい】を変換した時にドバーっと複合除外が一発で出せるようにするのが流行った。新たにノイズ比の高いクソサイト傾向が見えてきたら、辞書ファイルの【じょがい】に追記していた。最終的には数百の除外ワードが積み重なり、いよいよ辞書変換できる文字数の限界に到達してしまった。
 
これに憤慨した某人が検索スクリプトを作った。それはgoogle検索にリクエストを送る手前で、仲間内でスクリプトに登録した除外ワードのすべてでフィルタを掛けるという単純なものだったが、効果はてきめんだった。もしこの手のスクリプトを作れるなら、ぜひ試してみてほしいです。SEO対策にばかり力を入れていて中身すっからかんなクソサイトを非表示にできるので非常に便利です。
 
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ただし、通販で買い物をしたい時には、ネットショップが片っ端から除外されてしまうので注意。当然「 -価格.com」も役立たずな情報しか出てこないので除外サイトですから。

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