ASKS Windsから販売している「ラジオ体操」シリーズの紹介です。
通常編成の金管五重奏用で、難易度は非常に低めです。
地域の中高生がちょっと練習すれば演奏可能な難易度です。
(2018年7月23日更新)
■ラジオ体操 金管五重奏
ラジオ体操の歌、ラジオ体操第一
この2曲は「日本の朝を変えてみたい!」と考えて作りました。
夏休みの朝、6時30分。
近所の公園や学校のグラウンドでみんなが集まってラジオ体操をする風景は日本の夏の朝の風物詩です。
そこにラッパを持った人たちがやってきて、みんなが知っている「新しい朝が来た」を演奏したら、きっとみんな笑ってくれるはずです!
で、そこまで演奏したら次にやるのはもちろん「ラジオ体操、第一!」です!
いきなり演奏しても怒る人はいないはずです。たぶん。
ただし、「ラジオ体操第一」は難易度の都合からキーを変えてあります。ラジオの音声と一緒に演奏するととんでもない不協和音になり石を投げられるので、ラジオの放送が終わった後に演奏するのが良いと思います。
■すでに他社から出版されているけれど……
「プロ級奏者でもちゃんと演奏できるのか?」と首を傾げる編曲内容で、非常に難易度が高く、余計なアレンジ要素が入っていたり(そういうアレンジは権利社がNGだと言っているので無許可アレンジだと思われます……)
正直なところ、イマイチな内容でした。私のように作編曲の専門家ではない普通の吹奏楽部員でも同じように思うはずです。世の中にはそういう適当に作られた編曲楽譜が多く出回っているのは本当に残念なことです。
私の編曲は余興の1曲として演奏しやすいように難易度を下げてあります。
本番直前に数回練習すれば日頃からラッパを吹いている人であれば楽勝で演奏できる内容です。
腕に覚えのある人であれば初見演奏もできるかもしれません!
難易度を下げているからと言ってもつまらない内容ではなく、それぞれの楽器にメロディが無理なく分担されていて楽しく演奏できる工夫がしてあります。
朝の広場で、合宿の余興で、スポーツイベントで。幅広い場面で使ってもらえる実用楽譜として制作しました。
トランペット2人、ホルン、トロンボーン、チューバの5人がいれば、どこでも演奏できる楽しい曲です。でも野外演奏なので譜面台が風で倒れることにだけは十分に注意してください!